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【RIZIN】ヘビー級対決はホーゼンストライクが打撃戦制す

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2018/05/06(日)UP

パワーでコヴァレフ(下)に勝ったホーゼンストライク(上)


RIZIN FF事務局

「RIZIN.10」
2018年5月6日(日)マリンメッセ福岡

▼第3試合 RIZIN MMA特別ルール 120.0kg契約 5分3R ※ヒジ打ちあり
○ジョルジーニョ・ホーゼンストライク(29=スリナム)
判定2-1
●アンドレイ・コヴァレフ(24=ウクライナ)

 コヴァレフは2015年にプロデビューしてから2年間で9戦を行い全勝。8戦目ではローカルプロモーションの『MMA Pro Ukraine』のヘビー級王座に挑戦し、王座を奪取している。2017年8月の初防衛戦でも勝利。KO率は約80%と高く、長いリーチを生かした打撃を得意とする。身長190㎝、体重103.4kg。

 対するホーゼンストライクはキックボクシング出身で、キック時代の戦績は62勝(52KO)6敗2無効試合。世界タイトルは7度獲得。MMA(総合格闘技)経験はまだ4戦だが、いずれもKO勝利している。また、プロファイターとして活動する一方で、スリナムにある貧困街の若者の健全な育成活動を行い、少年たちに無償でジムを開放。自らレッスンを行っている。身長188㎝、体重111.3kg。

 ホーゼンストライクは入場時に身体に塗布物が確認されたため、イエローカードが提示された。

 1R、ホーゼンストライクが左右の強力なフックを当て、場内にどよめきが起こる。鋭いジャブも放つホーゼンストライク。コヴァレフは左右ミドルで応戦し、同じウクライナの名選手ボブチャンチンを彷彿とさせるフックを放つ。左ハイキックを受けるとホーゼンストライクは連打を返した。

 2R、ホーゼンストライクはローを使い出すが、コヴァレフが意表を突くタックルでテイクダウンを奪う。上下でヒジを打ち合う両者。上のコヴァレフがパンチとヒジを落としてこのラウンドを制した。

 3R、コヴァレフは右フックからタックルへつないだが、受け止めたホーゼンストライクが逆にテイクダウンを奪う。うなり声をあげながらホーゼンストライクは上からパウンドとヒジ打ち。コヴァレフが立ち上がるとホーゼンストライクはパンチで前へ出る。

 コヴァレフのタックルを受け止めたホーゼンストライクは顔面へのヒザ蹴り。ホーゼンストライクはスタンドを要求してコヴァレフを立ち上がらせるが、両者とも疲れが見える。最後はホーゼンストライクがテイクダウンを奪って終了。

 判定は2-1と割れ、ホーゼンストライクが勝利。自身の連勝記録を伸ばし、コヴァレフに初黒星を付けた。

photo=(c)RIZIN FF

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