【M-FIGHT】長島自演乙、タイ人撃破。次はRISE王座狙いへ
蹴拳プロモーション
「M-FIGHT~蹴拳13」
2013年10月14日(月・祝)東京・ディファ有明
▽Part.2
▼メインイベント(第14試合) 日タイ国際戦 ミドル級 蹴拳Impressionルール 3分3R延長1R
○長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾/K-1 WORLD MAX 2010日本トーナメント優勝)
判定3-0 ※29-27、28-27、29-27
●タヌンサック・スラナリージム(タイ/スラナリージム/イサーントーナメント優勝)
K-1 WORLD MAX2010日本王者・長島が初参戦。「ムエタイイベントの蹴拳なら、ぜひタイ人と対戦したい」と主催者に直訴したことで、今回100戦以上の戦績を誇るタヌンサックと対戦することとなった。現在3連敗中の長島がタイ人撃破で復活の狼煙を上げるか。タヌンサックの後に入場した長島は漫画「進撃の巨人」のキャラクター、超大型巨人のコスプレで登場した。
1R序盤から長島はノーモーションの右ストレートを当てにいく。タヌンサックは短期決着狙いの左ハイ、そして左の前蹴りが長島の顎をかすめる。接近戦で偶発性のバッティングが勃発し、長島は左眉上をカットし流血もタヌンサックが前蹴りを当てさらに前蹴りがアゴをかすめる。2R、お互いに打ってはすぐにクリンチし合う場面が目立った展開はない。さらにクリンチする場面が増え、クリンチ、首相撲なしの蹴拳Impressionルールのため3Rには両者に減点が言い渡される 。
長島がパンチで突っ込むと、タヌンサックが防戦一方となるが、タヌンサックがまたもや組み付き2度目の減点に。長島はタヌンサックのミドルを食らっても積極的にパンチで前に出続け、トリッキーな飛び前蹴りも飛び出すなどして試合終了。タヌンサックの減点もあり、長島が判定勝ちした。
試合後、長島は「相手のクリンチが多く、K-1では首相撲なしのルールでやっていたので対応出来ませんでした。今回みたいな試合をやっていてはダメですね」と猛省。今後については「1カ月に1回は試合をやっていきたい。70kgから67.5kgに体重を落とすことも考えていて、今一番欲しいのは国内だとRISEのベルト」と、RISEウェルター級(-67.5kg)タイトルに照準を合わせていきたいとした。
▼セミファイナル(第13試合) 日タイ国際戦 WPMF日本ライト級 3分5R
○SHIGERU(新宿レフティー/WPMF世界スーパーフェザー級暫定王者)
TKO 5R2分24秒 ※レフェリーストップ
●コンゲンチャイ・エスジム(タイ/エスジム)
SHIGERUは今年5月のWPMF世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦で森井洋介との激闘を制し、暫定王者に。今後、正規王者ルンラウィー・サシプラパジム(タイ)との王座統一戦を予定しており、その前哨戦でコンゲンチャイと激突した。コンゲンチャイは元WPMF世界ライト級王者・増田博正を2RKOで下した強豪だけに侮れない相手といえる。
相手を泥沼に引きずり込む豊富なスタミナを武器に攻め続けるSHIGERUに対し、コンゲンチャイはヒジで応戦。首相撲でもSHIGERUをこかすなど主導権を握らせない。3Rになると、手数の減らないSHIGERUの前にコンゲンチャイはスタミナ切れか、徐々に失速してしまう。コーナーに追い込まれ、SHIGERUのパンチラッシュに防戦一方となってしまう場面も。
5Rには、SHIGERUがパンチからミドル、さらに左ボディブロー。明らかに嫌そうな表情を見せたコンゲンチャイに、SHIGERUが後ろ蹴りを出して吹っ飛ばす。トドメの左ボディブローを入れると、コンゲンチャイはその場にうずくまりレフェリーがストップした。
☆SHIGERUvsコンゲンチャイの速報動画(無料)はこちら
▼第12試合 蹴拳女子Impressionルール フェザー級 3分3R延長1R
○AZUMA(y-park/NJKF BONITA BOXEOフェザー級王者)
判定3-0 ※30-27、29-27、30-28
●リンジー・ボール(カナダ/lindsay gym/WPMF世界女子フェザー級王者、タイクイーンズ杯王者、WAKO女子韓国王者、ISKAカナダフェザー級王者)
AZUMAは昨年3月と11月にサーオシン・ソーソピット(タイ)が保持するWPMF世界女子フェザー級タイトルに挑戦するも惜敗。現在、そのタイトルを保持しているのがリンジー・ボールであり、その他にも3つの世界タイトルを獲得している4冠王。今大会では、ノンタイトル戦となるが、AZUMAはこの一戦をクリアーし、3度目のWPMF世界タイトル挑戦につなぎたいところだろう。
1R序盤、AZUMAの右ストレートがクリーンヒット! さらに連打を仕掛けダウンを奪う。 立ち上がるリンジーはダメージを感じさせない動きを見せ、2Rには手数を増やしプレッシャーを強める。退がるAZUMAだが、パンチ、ミドルを返し主導権を握らせない。3Rもリンジーがパンチから蹴りにつなぐコンビネーションで前に出続け、AZUMAはミドルをボディにめり込ませる。ダウンを奪ったAZUMAがリンジーの反撃を寄せ付けず判定勝ちを収めた。
▼第11試合 蹴拳Impressionルール ヘビー級 3分3R延長1R
○工藤勇樹(エスジム/WPMF日本ライトヘビー級2位)
判定3-0 ※28-27、28-27、28-26
●古田太一(正道会館/元J-NETWORKヘビー級1位)
▼第10試合 WPMF日本ライト級次期挑戦者決定トーナメント 3分3R延長1R
○高橋幸光(はまっこムエタイ/J-NETWORKライト級3位)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-28
●加藤剛士(WSRフェアテックス/WPMF日本スーパーライト級5位)
▼第9試合 WPMF日本スーパーフライ級次期挑戦者決定トーナメント 3分3R延長1R
○片島聡志(藤原ジム/WPMF日本スーパーフライ級6位)
延長判定2-1 ※9-10、10-9、10-9
●優希(Desperado/WPMF日本バンタム級1位)
▼第8試合 日イラン国際戦 70kg契約 3分3R延長1R
○ラッサシー・ヨーサンジム(タイ)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-29
●アーサー・雅仁(習志野/Innovationスーパーウエルター級1位)
▼第7試合 WPMF日本フェザー級3分3R延長1R
○久世秀樹(RANGER品川/WINDY SUPER FIGHT フェザー級王者)
判定3-0 ※29-28、30-29、30-29
●清川祐弥(新宿レフティージム/WPMF日本フェザー級3位)
▼第6試合 蹴拳Impressionルール ヘビー級3分3R延長1R
○野尻和樹(RANGER品川/RISE同級9位)
判定3-0 ※三者とも30-28
●ロッキーバルムラ(RANGER品川)※デビュー戦
▼第5試合 WPMF日本フェザー級 3分3R延長1R
○広・センチャイジム(センチャイムエタイジム/NJKFフェザー級8位)
TKO 1R22秒
●DAIKI(FLAT UP)
▼第4試合 WPMF日本スーパーフェザー級 3分3R延長1R
○津橋雅祥(エスジム/WPMF日本スーパーフェザー級6位)
TKO 2R24秒
●ドラッグ良矢(HOSOKAWAジム)※グロッキー良矢から改名
▼第3試合 WPMF日本ウエルター級 3分3R延長1R
○J(TSK JAPAN)
TKO 1R1分29秒
●土屋 忍(Y’ZD GYM/WPMF日本ウェルター級8位)
▼第2試合 WPMF日本スーパーライト級 3分3R
○安東雅喬(湘南格闘クラブ/WPMF日本スーパーライト級7位)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-28
●ルシファー(橋見塾)
▼第1試合 WPMF日本フライ級 3分3R
○城戸良星(平井ジム)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-28
●岩浪悠弥(橋本道場)※デビュー戦
▽Part.1
▼第7試合 メインイベント WBKF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 3分5R
○リヨン樺沢(國土會/WBKF世界スーパーバンタム級王者、WMF世界フェザー級王者)
TKO 1R2分55秒
●サコンレック・ティプナパー(タイ/元オームノーイスタジアムバンタム級王者/挑戦者)
※樺沢が防衛
▼第6試合 蹴拳Impressionルール フェザー級 3分3R延長1R
○蓮見龍馬(y-park/RISEフェザー級8位)
TKO 1R47秒
●工藤政英(新宿レフティージム)
▼第5試合 スーパーフライ級 3分3R延長1R
○土橋朋矢(新宿レフティージム/WPMF日本スーパーフライ級7位)
判定3-00 ※30-28、30-28、30-27
●稼頭徳(JTクラブジム/J-NETWORKスーパーフライ級7位)
第4試合 スーパーバンタム級 3分3R(延長1R)
○津田鉄平(新宿レフティージム/WPMF日本スーパーバンタム級10位)
判定3-0 ※三者とも30-28
●出口 優佑(WSRフェアテックスジム)
▼第3試合 NEXT HERORS CUP バンタム級決勝戦 3分3R延長1R
○勝也(JTクラブジム)
判定3-0 ※30-28、30-27、30-27
●みーつAtsukimuaythai(アツキムエタイジム)
▼第2試合 67kg契約 3分3R
○雄一(習志野ジム)
判定3-0 ※三者とも30-28
●助川 秀之(TARNING POINT KBX)
▼第1試合 スーパーライト級 3分3R
○ブルース・そう?(翔拳道)
判定2-0 ※29-28、28-27、28-28
●まさきラジャサクレック(ラジャサクレック・ムエタイジム)
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