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【ムエタイSF】ベテラン一仁と中島大翔はドロー、タムナンラックが4年ぶり復帰戦で勝利

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2026/08/16(日)UP

※以下の写真は後ほど追加します

▼セミファイナル第9試合
70kg契約 3分3R
〇タムナンラック・オーユッタチャイ(タイ)
判定3-0(30-29、30-28、30-28)
●鈴木浩佑(WINRAD/2025年空道アジア選手権優勝)

 タムナンラックはかつてジョー・FELLOWGYMとして数々のリングで活躍、シュートボクシングのリングではS-cup2018世界王者・海人(TEAM F.O.D)と拳を交えたこともある。2022年4月の『Suk Wanchai』興行にも出場しており滝口幸成(キング・ムエ)とも対戦しているが、その後リングから離れており約4年ぶりの復帰となる。


 対する鈴木はムエタイのリングはは初めてながら、着衣総合格闘武道「空道」ではトップ選手として活躍しており、2024年北斗旗全日本空道体力別選手権大会優勝、アジア空道選手権大会日本代表など輝かしい実績を引っ提げてムエタイのリングに挑むこととなった。


 ムエタイ選手らしく、試合前のワイクルーで華麗な舞いを見せたタムナンラックに対し、武骨な鈴木はいきなりローキックやカーフキックで襲いかかる。右ストレートやボディブローも当てて鈴木のペース。中盤から落ち着きを取り戻したタムナンラックは鈴木の出足を前蹴りでストッピングし距離が空いたら左ミドルを叩きつける。


 2R、エンジンがかかったタムナンラックは左ミドルを先制し、鈴木が前進するところに左ひざのカウンター。そして首相撲に持ち込むと徐々に流れはタムナンラックに。接近戦からヒジを強打された鈴木は後退し代わりにタムナンラックは前に出て首相撲勝負へ。しかし鈴木は左縦ヒジをカウンターでヒットさせ、終盤はヒジの打ち合いで場内のボルテージも一気に上がって試合は最終ラウンドへ。


 3R、両者負けじと出足を強めタムナンラックはヒザ、鈴木はパンチ、それぞれが交錯する。首相撲の展開でもヒジがお互いヒットしハイレベルな接近戦が繰り広げられる。終盤鈴木がヒジとパンチで猛攻を仕掛けるが勝利を確信したタムナンラックはミドルのカウンターと足払いを駆使し、試合をコントロール。
首相撲とヒザのうまさが光ったタムナンラックが3-0の判定で復帰戦を見事に飾った。


▼第8試合
60kg契約 3分3R
●小江 隆太(真樹ジムAICHI)
判定2-1(29-30、30-29、28-30)
〇希 析(京都野口ジム)



 真樹ジムAICHIの小江は東海地方のアマチュアキックボクシング大会「BRIDGE」などで活躍後、2025年にプロデビュー、ここまで3戦して2勝1敗でその2勝はKO勝ち、決定力のあるサウスポーとして評価が高い。


 青コーナーの希析はここまで5戦4勝1分と負けなし、今年6月の「NJKF 2026 west 3rd」ではAJKN日本フェザー級新人王・木塚勝樹(M-BLOW)を下しNJKFスーパーフェザー級のランキング入りが確実視されている。
将来性の高い両者対決は、予想通りの好試合となった。


 序盤、両者ともバランスよく立ち離れればミドル・前蹴り、接近すればパンチ・ヒジ、首相撲など綺麗なムエタイの攻防が繰り広げられる。やや体格に劣る小江がプレッシャーをかけていく中、希析は遠い間合いからヒジを見せ、ハイレベルな攻防。


 2R、希析はサウスポーの小江に対し右ミドルで先制しパンチでラッシュ。首相撲になるとやや小江が体勢を有利に運ぶが希析はヒジで対抗し決定打を許さない。圧力をかける小江だが希析のヒジでグラつきロープに詰められてしまう。ただ小江も引かずにプレッシャーをかけ続け、凄まじい気迫を見せる。


 最終3R、小江は接近戦のヒジを嫌ったか、遠目の間合いから左ミドルを連発。この左ミドルに手を焼きなかなか間合いに入れなかった希析だったが、飛び込み際にヒジを繰り出し捕まえ、組んでからヒジをヒットさせる。小江も後退することなくヒジ、左ミドルで手数をキープし両者とも一歩も引かない大接戦。
判定は2-1のスプリットとなったが、ヒジを効果的にヒットさせた希析が勝利した。

▶︎次ページは袴田悠太vs貴龍ほか

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