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【ジュエルス】スギロックが瀧本美咲に一本勝ち!対抗戦はヴァルキリーが勝利

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2011/05/14(土)UP

マーヴェラスジャパン/DEEP事務局
「東日本大震災復興支援チャリティー大会
女子総合格闘技ジュエルス 14th RING」
2011年5月14日(土)東京・新木場1st RING
開場17:30 開始18:00


▲SACHI(左)が復帰戦で判定勝利

▼第4試合 JEWELSvsVALKYRIE対抗戦 JEWELS公式ルール -48kg契約 5分2R
○SACHI(総合格闘技闇愚羅/VALKYRIE)
判定3-0
●MIYOKO(GRABAKAジム/JEWELS)

 SACHIのセコンドには辻結花、MIYOKOのセコンドにはその辻からヴァルキリー王座を奪ったV.V.Meiが就く。
 
  1R、MIYOKOの右ローに左フックを合わせていくSACHI。MIYOKOは組んで離れ際にパンチを連打、SACHIは左右フックで前へ出て行く。 SACHIの右ローをキャッチしたMIYOKOが寝技に持ち込むが、SACHIはすぐに立つ。残り1分で組み合ってヒザを打ち合う両者。

  MIYOKOがテイクダウンに成功するが、SACHIは足を掛けて動きを防ぐ。

 2R開始直後、SACHIがタックルに入って片足を取ってのテイクダウン。MIYOKOはクロスガードになるが、SACHIが動き回って腕十字の体勢に! しかし、SACHIの上半身がロープの外に出てしまい、ブレイクとなる。

 MIYOKOが2度のテイクダウンに成功し、下からの戦いを強いられるSACHI。再び腕十字を仕掛けていくが、MIYOKOが両腕をクラッチして耐える。

  1分近く腕十字の体勢をキープしたSACHIだったが極めることは出来ず、判定3-0でSACHIが復帰勝利を飾った。これにより対抗戦は2勝2敗のイーブンとなり、決着はメインイベントに持ち越された。



▲強烈なパンチで攻め込んだ魅津希(右)が判定勝利

▼第3試合 シュートボクシング公式ルール -54kg契約 2分3R
○魅津希(=みずき/空手道白心会/JEWELS ROUGH STONE GP 2010 -56kg級優勝)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-27
●NATSUKA(シュートボクシング/立志會館)

  昨年の『JEWELS ROUGH STONE GP 2010』-56kg級を全試合一本勝ちという圧倒的な強さで制した16歳の天才少女・魅津希が、シュートボクシング(以下、SB)ルールで参戦。空手を ベースにキックボクシングでも活躍する魅津希は、『J-GIRLS』でも無敗の快進撃中。最も将来が期待される選手の一人だ。

  SBルールは過去に一度だけ経験しており、2010年5月16日に大阪の試合で判定負けを喫している。

 対するNATSUKAは、アマチュアSB選手権大阪大会優勝の実績を持ち、今年1月のプロデビュー戦でもパワフルな打撃と前に出る気持ちの強さで韓国人選手を相手に勝利を収めている、SB期待の新鋭選手。

 1R、ジャブから入って連打を決める魅津希にNATSUKAは右ストレートを返す。連打からダッキングして相手のパンチをかわし、左フックを決める魅津希に場内からどよめきが起こる。

  残り10秒近くになって魅津希の左ボディがNATSUKAの動きを止め、魅津希は一気にラッシュ。コーナーでボディと顔面に連打を叩き込む。

 2R、小さいパンチと大きなパンチを混ぜながら前に出る魅津希。NATSUKAは左ミドルを多用して近づけさせない ようにするが、魅津希はジャブで踏み込んで左ボディ、左ロー。頭を左右に振りながらのパンチ、相手が返してくれば最小限のスウェーでかわし、すぐにリター ンのパンチを返す。

 3R、右ストレートと左フックで前に出る魅津希に、NATSUKAは左ミドルと右ロー。蹴りで近づけさせないようにするNATSUKAに、魅津希はタックルで入ると組んでのヒザ蹴りとローキック。

  そしてNATSUKAをコカす。ボディ、顔面と攻めた魅津希が鮮やかなテクニックで圧倒し、判定3-0で初のSBルール戦を勝利で飾った。



▲一本勝ちこそ逃したものの湯浅(左)が判定勝利

▼第2試合 JEWELSvsVALKYRIE対抗戦 JEWELSグラップリングルール -56.5kg契約 4分2R
○湯浅麗歌子(ポゴナ・クラブ)
判定3-0
●真武和恵(和術慧舟會東京本部)

 ジュエルスvsヴァルキリー対抗戦で唯一のグラップリングマッチ。湯浅は“スーパー女子高生”(現在は卒業)の異名をとり、柔術・グラップリングで今一番勢いのある若手女子選手として海外を含め各種大会で活躍中。

  対する真武は、2004年スマックガールグラップリングトーナメント優勝など寝技には定評のある実力者である。

 1R、湯浅が飛びついてグラウンドに持ち込み、クロスガードから相手の両手首をつかみにいく。下からスイープ、オモプラッタ、三角絞めと狙いにいった湯浅だが、足を取りにいったところで真武に立たれる。再び下になった湯浅が下から腕を取りにいくが、真武が防いだ。

 2R、やはり下になる湯浅が真武の足首固めから脱出して三角絞め、腕十字。ブレイクになると湯浅がタックルでテイクダウンを取りにいったが、すぐに真武が上に。

  しかし、湯浅が引っくり返してマウントを奪い、バックマウントからスリーパーを狙ったところで時間切れ。判定3-0で湯浅が勝利した。

 この勝利により、昼の部から開戦したジュエルスvsヴァルキリーの対抗戦はジュエルスが2勝1敗でリードした。



▲一本勝ちした富松(左)は、試合後、福島県いわき市から参戦の鈴木の健闘を称えた

▼第1試合 JEWELSグラップリングルール -54kg契約 4分2R
○富松恵美(パラエストラ松戸)
一本 2R49秒 ※チョークスリーパー
●鈴木真由美(いわきK-3)

 鈴木は今回の東日本大震災で被災に遭った福島県いわき市からの参戦。震災の影響で練習場所の確保が難しい中、積極的に試合に出場する。

  1R、ロープ際に押し込んだ富松を鈴木がフロントチョークの体勢に捕らえ、そのままグラウンドへ。上になった富松が首を引き抜き、パスガードを仕掛けなが らバックに回る。ハーフガードをパスし、マウントからバックマウントに移行する富松。スリーパーから腕十字、一度マウントに戻って残り10秒でもう一度、 腕十字にいったところで初回終了。

 2R、バックを奪った富松が寝技に引き込み、スリーパーを仕掛ける。しばらく耐えた鈴木だったが、富松が一本勝ちした。富松はマイクを持つと「鈴木さんは岩手県のいわき市で被災されて、練習も大変だったと思います」と語り、鈴木の手を上げた。


▼オープニングファイト JEWELSグラップリングルール -50kg契約 4分1R
△山崎佳代子(パラエストラ柏)
時間切れドロー
△呉京梅(CORE)

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