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【DEEP】廣田が菊野を破り王座奪取!松本は防衛、羅頭魔勢も王座獲得、ルーカスがTKO勝ち

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2011/08/26(金)UP

DEEP事務局
FIGHT FOR JAPAN
「10th Anniversary DEEP 55 IMPACT」
2011年8月26日(金)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:00


▲どすこい羅頭魔勢(上)が田澤に圧勝して新王者となった

▼第8試合 DEEPメガトン(無差別級)タイトルマッチ 5分3R
○どすこい羅頭魔勢(=らずまぜ/フリー/挑戦者)
一本 1R1分29秒 ※アームロック
●田澤和久(THUG LIFE香和/王者)
※羅頭魔勢が第3代王座に就く。田澤は初防衛に失敗。

 今年2月にDEEPメガトン級王者となった田澤が、ライブパワーpresents「ANNIHILATE!杯」を制して挑戦権を獲得したどすこい羅頭魔勢と初防衛戦を行った。

 1R、右ストレートから飛び込む田澤に対して、羅頭魔勢が右フックを連打! このラッシュで田澤の体がロープの外に出てしまいブレイクとなる。再開後、羅頭魔勢が左右のフックとヒザ蹴り! 

  羅頭魔勢は田澤の後ろに回り込み、田澤をテイクダウンする。サイドポジションを取った羅頭魔勢は鉄槌を連打! 最後は羅頭魔勢が田澤の左腕にV1アーム ロックを極めて、一本勝ちを収めた。圧倒的な強さを見せて新王者となった羅頭魔勢は日本語で「アリガトウゴザイマス! マタ ガンバリマス!」とファンに 挨拶した。



▲桜井隆多(上)が柴田勝頼をTKOで下した

▼第7試合 DEEPミドル級(83.9kg以下)王者査定試合 5分3R
○桜井隆多(R-BLOOD/第2代同級王者)
TKO 2R3分4秒 ※レフェリーストップ
●柴田勝頼(LAUGHTER7)

  1R、いきなり桜井と柴田の左フックが互いにヒット! 柴田が左フックから右ストレート。桜井が柴田をロープまで押し込んでテイクダウンを奪うと、桜井の パンチで柴田が右目じりをカットして大流血! ドクターチェックが入るが、試合は続行となる。再開後、柴田がジャブを突いて右ストレート。桜井も右のパン チを返してタックルで組み付く。柴田はそこにヒザ蹴り、コーナーに押し込まれるがブレイクになる。

 両者にドクターチェックが入ったあと、左フックを細かく突いて前に出る桜井。柴田もそこに右フックを返してヒザ蹴り! 桜井は柴田の首を持ってクリンチアッパーから両足タックルでテイクダウンを奪う。

 桜井は柴田の足を振ってパスガードし、マウントポジションへ。柴田は足を入れてハーフガードに戻すが、桜井はコツコツとパンチを入れてマウントポジションを取る。

  そして残り10秒、桜井が三角絞めを狙うが、柴田もこれに耐える。ここでラウンド終了のゴングが鳴るが、すぐには立ち上がれない柴田。ドクターが柴田に駆け寄り、コーナーに戻った柴田にドクターチェックが入る。

 2R、柴田がバックキック、さらに右フックを連打して左ミドル! これで動きが止まる桜井だったが両足タックルで柴田をテイクダウンすると、桜井がハーフガードから柴田の顔面に掌底を連打し、サイドポジションを取る。

  桜井は柴田をしっかり抑えてパンチと掌底を何発も柴田の顔面に叩き込む!

 そして桜井はマウントポジションに移行してパウンド! 柴田も一発逆転の足関節を狙うが、桜井はグラウンドで上のポジションをキープして再びパウンド! 動きが止まった柴田を見て、レフェリーが試合をストップした。



▲パウンドでDJ.taiki(下)を追い込む和田竜光

▼第6試合 62kg以下契約 5分3R
○和田竜光(吉田道場)
判定2-0
●DJ.taiki(フリー)

 1R、サウスポーに構えるDJ.taiki。和田はDJ.taikiのアウトローに合わせて右ストレート! これでDJ.taikiを下がらせて右ストレート、右アッパー、首相撲からのヒザ蹴り! バランスを崩すDJ.taikiに和田が一気にパンチをまとめる。

 口から出血するDJ.taikiにドクターチェックが入ったあと、試合は再開。和田は右の前蹴り、右ストレート。DJ.taikiに組み付くと、そのままバックを取ってテイクダウンを奪う。

  ここでDJ.taikiは和田の体を蹴り離して立ち上がり、左ミドルのプレッシャーをかけて前に出る。 和田はインローを蹴り、パンチから組み付いてヒザ蹴りを入れる。

 2R、左ミドルを蹴って前に出るDJ.taiki。和田も右の前蹴りを蹴り返す。ここでDJ.taikiが組み付い て四つ組みからテイクダウンを狙うが、和田も体を正対してブレイクを待つ。右ストレートとヒザ蹴りの和田。DJ.taikiは再び組み付いてテイクダウン を狙うが、ここも和田は倒れない。

 逆に和田はパンチから組み付き、DJ.taikiの足を腕ですくってテイクダウン。ガードポジションでブレイクを待つDJ.taikiだが、和田は同じように組み付いてテイクダウンする。

  和田は体を起こしてサッカーボールキック! DJ.taikiはそれに合わせて立ち上がり、和田のバックに回り込もうとするが、和田は正対してDJ.taikiをコーナーに押し込む。

 3R、和田が右の前蹴り、右ストレート。しかしDJ.taikiが首相撲に持ち込むと鋭いヒザ蹴り! これが和田のボディに何発も突き刺さり、和田がコーナーを背にして倒れこむ! 

  グラウンドで上のポジションを取ったDJ.taikiは背筋を伸ばしてパウンド! 和田も必死にそれをディフェンスするが、DJ.taikiのパンチをもらってしまう。

 DJ.taikiは和田の頭をコントロールしてマウントポジションへ。和田がDJ.taikiに背中を見せると、DJ.taikiはバックポジションをキープしながらパンチを入れる。ここで試合終了となり、試合は2-0で和田! 

  1Rに猛攻を見せ、DJ.taikiの反撃を凌いだ和田が接戦を制した。



▲関節技で勝利したアマンダ(右)

▼第1試合 71kg以下契約 女子特別ルール 5分2R ※パウンドあり
○アマンダ・ルーカス(アメリカ/The Skrap Pack)
TKO 1R4分37秒 ※セコンドからのタオル投入
●篠原 光(ヨックタイ)

『ス ター・ウォーズ』『インディ・ジョーンズ』などの世界的大ヒットを生み出した映画監督&プロデューサー、ジョージ・ルーカスの愛娘アマンダ。2008年5 月31日、ニュージーランドの格闘技大会にて“パワーハウス”というリングネームでプロデビューし、ここまでプロとして1勝1敗の成績を収めている。

 対戦相手の篠原は、2001年7月に電撃ネットワークの南部虎弾率いるチーム南部所属としてスマックガールでデビュー、格闘技だけではなくプロレスラーとしても活躍。喧嘩で無敗を誇ったというエピソードから“喧嘩女王”の異名を持つ選手だ。

 1R、アマンダが篠原のパンチに合わせて組み付きテイクダウン。一度はブレイクとなるが、すぐにアマンダがグラウンドで上を取り、マウントポジションからパンチを連打。ガードを固めて、それに耐える篠原だったが、ここでアマンダが腕十字!

  左腕を伸ばされてもタップしない篠原だが、セコンドがタオルを投入し、アマンダがTKO勝利を収めた。

 試合後、リング上で「いい試合を見せるためにハードな練習を積んで来ました。またここ(DEEP)に来て試合がしたいのでよろしくお願いします」と挨拶したアマンダ。

  インタビュースペースでは「私はいつでも試合をしたいので、10月のDEEPでも試合がしたい。タイトル戦? もちろんやりたいです」と今後の定期参戦も 希望し、父ジョージへの報告について聞かれると「ちょうど父は出張中で飛行機に乗っているので、あとで携帯に電話しようと思っています」と答えた。


▼第5試合 93kg以下契約 5分2R
○野地竜太(TEAM GARO)
TKO 1R2分56秒 ※セコンドからのタオル投入
●森川修次(チーム・クラウド)

▼第4試合 77.1kg以下契約 5分2R
○宮澤元樹(和術慧舟會)
一本 2R3分36秒 ※チョークスリーパー
●北崎 鎮(空手道禅道会)

▼第3試合 93.0kg以下契約 5分2R
○悠羽輝(TEAM TACKLER)
KO 1R27秒 ※右フック
●井上俊介(吉田道場)

▼第2試合 62kg以下契約 5分2R
○釜谷 真(Team TOURI) 
判定2-0
●堀 友彦(フリー)

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