2012/01/09（月）UP
（最終更新：2020/11/06 21:45）

Krush実行委員会
「Krush.15」
2012年1月9日（月・祝）東京・後楽園ホール
開場17：00　本戦開始18：00

▲得意のパンチで攻め込んだ山崎（右）が塚越を下す

▼第6試合　Krush -63kg WILDRUSH League 2012　3分3R
○山崎秀晃（チームドラゴン）
判定3－0　※30－29、30－28、30－28
●塚越仁志（シルバーウルフジム）
※山崎が勝ち点2を獲得

　 WILDRUSHリーグは全6選手が参加して総当りで行われるリーグ戦。KO勝利には勝ち点3、判定勝利には勝ち点2、引き分けには勝ち点1が与えられる。現在、Krushで4連勝中の山崎は1Rから鋭い踏み込みから右のパンチを当てて、塚越を攻め込む。塚越も山崎の飛び込みに合わせて左フック、さらにヒザ蹴りを当ててパンチで反撃するが、山崎の勢いを止めれらず。山崎が判定勝利で勝ち点2を手にした。

▲TaCa（右）がKO勝利で寺崎にリベンジ

▼第5試合　Krush -63kg WILDRUSH League 2012　3分3R
○TaCa（triple-y）
KO　1R1分35秒　※右フック
●寺崎直樹（青春塾）
※TaCaが勝ち点3を獲得

　昨年6月に対戦している両者。この時は寺崎が判定勝利を収めているが、1R開始直後にTaCaがパンチをヒットさせ、そのまま寺崎に連打を浴びせてダウンを奪う。

　さらにTaCaは立ち上がった寺崎をパンチで攻め込み、KO勝利でリベンジを達成！　リーグ戦初戦で唯一のKO勝利を収め、勝ち点3を手にした。

▲左の蹴りを当てていった高橋（右）だがドロー

▼第4試合　Krush -63kg WILDRUSH League 2012　3分3R
△NOMAN（DTS GYM）
ドロー　判定1－0　※30－29、30－30、29－29
△高橋幸光（はまっこムエタイジム）
※NOMAN、高橋が勝ち点1を獲得

　リーグ戦出場者の中で最年少（23歳）ながら、最もキャリアが多い（16戦）高橋とNOMANによる一戦。サウスポーの高橋に対して、NOMANが右の蹴りを使いながらパンチで前に出て行く。

　高橋は下がりながら戦う時間が長かったものの、タイミングよく左ミドルを当ててNOMANにペースを取らせない。判定までもつれたが、ドローに終わった。

▲Krushデビュー戦を勝利で飾った朱里（右）

▼第1試合　女子52kg契約　2分3R
○朱里（SMASH/ボスジム）
判定2－0　※29－28、29－29、29－28
●三堀“SMILE”美弥子（Y’ZD　GYM）
※朱里は計量オーバーのため、減点1・10オンスグローブ

　プロレス団体「SMASH」で活躍する女子プロレスラーの朱里。今回がKrush初参戦となったが、前日計量で契約体重を400gオーバーしたため、朱里に減点1からの試合スタート、朱里10オンスグローブ（通常は8オンスグローブ）というペナルティが課せられることになった。

　1R、朱里がインローと右ストレート、右ミドルで前に出る。三堀がジャブと右ローで前に出ると、朱里は三堀のジャブに右のパンチをかぶせる。

　しつこくパンチとローを蹴る三堀。朱里は右のパンチから左フック、さらに強烈な右ミドルで三堀を下がらせる。

　2R、ここもジャブと右ローを中心に攻める三堀。朱里も右ロー、右ストレートを返して前に出るが、三堀はそこにヒザ蹴りを狙う。これをもらいながらも朱里は手数を増やして前に出て右ミドルを蹴る。

　 3R、朱里がパンチと右ミドル。三堀も左ミドルを蹴ってパンチを返す。そこに朱里は左右のハイキック！　三堀も前に出て右ローとヒザ蹴りを返す。最後は朱里が前に出て攻撃を続ける形で試合終了となった。判定はジャッジ1名がドローとしたものの、残り2名は朱里を支持！　計量オーバーがあったものの、朱里が Krushデビュー戦を勝利で飾った。試合後、リングを降りた朱里を俳優の市原隼人が祝福し、2人で記念撮影に応じた。