【新日本キック】石井宏樹がラフファイトを制す、次はゲーオとの一騎打ち

2013/12/08（日）UP
（最終更新：2013/12/11 06:13）

▼トリプルセミファイナル（第8試合）　3分3R
○松本哉朗（藤本ジム/日本ヘビー級王者）
判定3－0　※30－28、30－28、30－29
●“ハングリー”ヤン・ヘジュン（韓国）

　新日本キックの重量級エース松本が、韓国の総合格闘家ヤンを迎え撃った。

　1R、松本は左ミドルキックを集中させる中で右ローキックも的確に当てる。ヤンは左右フックを振り回し、松本の蹴り足をつかんで松本をコカす。

　2R、ヤンは左右フックとロー、松本は左ミドルを中心にローと左右フック。松本は左ハイをヒットさせて飛びヒザ蹴りを放つが、ヤンはそれをキャッチして松本を投げ捨てる。

　3R、ヤンは突進して左右フックを放ち、組み付くという動きを繰り返す。松本は左ミドル、左右ロー、左右フックを決めるが、タフなヤンは構わず打ち返してくる。松本はアッパー、飛びヒザ蹴りでKOを狙ったが、ヤンを倒すことは出来ずに判定勝ちとなった。

---

▼トリプルセミファイナル（第7試合）日本ミドル級　3分3R
○喜多村誠（伊原道場新潟支部/日本ミドル級王者）
KO　3R2分54秒　※右ハイキック
●ショーケン（山田ジム/日本ミドル級3位）

　日本ミドル級王者の喜多村が、同級3位のショーケンとノンタイトル戦で対戦した。

　1R、喜多村は左右のローを蹴りながら左ミドル、左ハイキックを放つ。ショーケンはそこにストレートパンチを合わせに来た。

　2R、喜多村の右ローでグラついたショーケンだが、ストレートパンチで喜多村を仰け反らせる。喜多村はローから飛び込んでの右フック。ショーケンもワンツーを打ち返す。

　3R、喜多村のローにショーケンは右ストレートを合わせ、喜多村がショーケンのパンチでグラつく場面もあったがすぐに反撃。負けじと打ち返す。

　そして、両者が組んでの揉み合いになった直後、喜多村がショーケンを突き放して左ハイキック。これがクリーンヒットし、喜多村が試合終了まで残り6秒のところでKO勝ちした。

---

▼トリプルセミファイナル（第6試合）日タイ国際マッチ　54.0kg契約　3分3R
○江幡　睦（伊原道場/元日本フライ級王者）
TKO　2R1分37秒　※セコンドからのタオル投入
●ワンチャイ・シットサイトーン（タイ）

　今年3月と9月にラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王座に挑んだ江幡だが、2試合とも惜敗。選手層が厚く強豪がひしめいていることから“神の階級”と呼ばれるムエタイの軽量級王座を目指し、今回が再出発の一戦となる。

　ワンチャイは56勝（4KO）23敗の戦績を持つ22歳。江幡と同年齢だ。

　1R、江幡は左ロー、左フック、左ボディブローと左の攻撃を中心にして攻める。ワンチャイは左ミドルキックを多用するが、江幡は圧力でロープ際まで追い詰めての強烈な左ボディブローで早くもダウンを奪う。

　2Rは1Rとは逆に右ローで攻めていった江幡だが、ボディブローが決まると左右ボディブローで猛然とラッシュを仕掛ける。

　さらにヒジも放ち、左ミドルとヒジで逆転しようとするワンチャイを圧倒。左右ボディブローの連打でワンチャイをコーナーまで追い詰めると、ワンチャイはたまらずダウン。そこでタイ側セコンドからタオルが舞い、江幡のTKO勝ちとなった。

---

▼第5試合　日本ライト級　3分3R
○勝次（藤本ジム/日本ライト級1位）
KO　1R2分38秒　※右フック
●福岡直也（治政館/日本ライト級4位）

▼第4試合　日本ライト級　3分3R
△春樹（横須賀太賀/日本ライト級2位）
ドロー　判定0－0　※三者とも29－29
△ジョニー・オリベイラ（トーエル/日本ライト級3位）

▼第3試合　日本ウェルター級　3分3R
○木村旭洋（伊原道場）
TKO　2R1分16秒　※左ヒザ蹴り
●TAKEDA（B-FAMILY NEO）

▼第2試合　日本フェザー級　3分2R
○布施木将人（藤本ジム）
判定3－0　※20－17、20－18、20－18
●太平洋亘（野本ジム）

▼第1試合　日本ライト級　3分2R
○梅木裕介（トーエル）
判定3－0　※20－18、19－18、20－18
●里見柚巳（横須賀太賀）※デビュー戦

• 1
• 2

• ≪ 前のページへ
• 次のページへ ≫