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【M-FIGHT】日本vsタイはタイの3勝(2KO)2敗に

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2014/03/30(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▲鷹大(左)の左フックがクリーンヒット

▼第8試合 WMC世界スーパーバンタム級王座決定戦 3分5R
○鷹大(ウィラサクレック・フェアテックス/WPMF日本スーパーバンタム級王者)
判定3-0 ※50-49、50-49、49-48
●ナタウッ・シッノッパガーオ(タイ)
※鷹大が新王座に就く。

 鷹大は初の世界王座への挑戦。鷹大が王座を獲得すれば、WMCにおける日本人最軽量級王者となる。ムエタイは軽量級になればなるほど層が厚いため、タイ人以外の外国人が王者になることは至難の業。鷹大の快挙なるか。

 1R、ナタウッの前蹴りをキャッチした鷹大は、左フックから右ローへつなげる。「足から攻めていけ!」というセコンドの指示どおり、右ローを軸に攻め込む。

 2R、鷹大の右ローを嫌がるそぶりを見せ始めるナタウッ。正面からの攻撃を避け、左のサイドキックを放つが、鷹大は左フックで相手のアゴを跳ね上げる。

 3R、ペースをつかんだ鷹大は左ボディブローからの右ローに加え、右のオーバーハンドも打ち込んでいく。首相撲に持ち込もうとする相手を押しながらの右ローなどで試合を優勢に進め、このラウンド終盤には完全にローが効き始めた。

 4R、主軸の右ローに加え、奥足への左ローもヒットさせる鷹大。ナタウッはノーガードに。対する鷹大も無理をせず、中に入り込まない。しかし両者が見合ってしまったため、レフェリーから注意が入る。

 5R、ローはヒットするものの決定打につなげることができない鷹大は、KOを狙ってかジャブからミドル、肩越しの左フックを放つ。しかしナタウッが前に出てくると手数が少なくなる。ここで鷹大はステップとローを使い、逃げ切り態勢に入り、そのまま試合を終えた。

 判定はジャッジ三者とも1ポイント差で鷹大の勝利を支持。WMC世界王座を獲得した鷹大は、6月15日(日)東京・ディファ有明で開催される、WPMF日本55kg  8人ワンデートーナメント「シンハーカップ」に出場することが決定している。


▲Little Tiger(左)の左ハイキックが決まる

▼第7試合 WMC世界ピン級王座決定戦 3分5R
○Little Tiger(ウィラサクレック・フェアテックス/Team Tiger/WPMF世界ピン級王者)
TKO 2R50秒
●ポーゲーオ・トーニョムスッ(タイ)
※Little Tigerが新王座に就く。

 Little Tiger(以下Tiger)は、昨年10月タイでWMC世界ピン級王座に挑むも判定負けし、タイトル獲得ならず。その後、空位となった同王座を再び狙っての今回の挑戦となった。

 1R、サウスポーのTigerが強い左右のローを繰り出す。ポーゲーオは上体が起きているためか、速く強いローをカットできない。Tigerは回りながらローを連発。ポーゲーオも右ストレートを返していくが、Tigerは構わずローをヒットさせる。

 2R、明らかにローが効いているポーゲーオに、Tigerが左ハイを打ち込みダウンを奪う。なんとか立ち上がったポーゲーオだったが、さらにローとパンチをもらって2度目のダウン。ここでレフェリーが試合をストップした。

 Tigerは日本人としては初めて、WPMFとWMCの2階級制覇を達成。観客席にプレゼントを投げ込み、リングを後にした。


 

▲左インローで主導権を握った野呂瀬(右)

▼第6試合 WPMF日本スーパーライト級王座決定戦 3分5R
○野呂瀬博之(STRUGGLE/WPMF日本スーパーライト級1位/挑戦者)
判定3-0 ※三者とも50-47
●田中秀和(橋本道場/WPMF日本スーパーライト級王者&イノベーションスーパーライト級王者)
※野呂瀬が新王者に

 1R、両者の蹴り合いからスタート。野呂瀬がサウスポースタンスから左ミドルと左ハイを繰り出せば、田中は真っ直ぐ右ハイを続けて放つ。鋭い野呂瀬の左ミドルに、早くも田中は嫌がる表情を浮かべる。対して野呂瀬は相手の右ミドルや左ヒジをブロック。

 2R、距離を測る田中に、野呂瀬は左ミドル。これをディフェンスされると、左インローを中心とした攻めに切り替え、すぐに田中の左ヒザが赤くなる。野呂瀬は視線のフェイント、あるいは左ミドルからの左インローで、田中の動きを止めにかかる。

 3R、野呂瀬の左インローをもらい、左足の動きが悪くなった田中。長いリーチから右ストレート、右の前蹴りを放つも、野呂瀬の左ミドルも再び喰らってしまう。

 4R、田中は腕を伸ばしながら右ヒザをヒットさせる。野呂瀬は右フックをひっかけながらステップで左右に動き左ミドル。首相撲に持ち込まれても組み返し、さらに田中をコーナー際へ追い込む。変わらず蹴りを打ち込む野呂瀬に、田中が組みつく場面が増えていく。

 5R、両者の攻撃がペースアップ。中に入ろうとする田中から距離を取り、ステップで回りながら左インローを放つ野呂瀬。田中もヒジを狙うが、反対に左ミドルをもらって動きが止まってしまう。

 9戦無敗のままWPMF日本王座を獲得した野呂瀬は、「よくタイ人と間違われるので、野呂瀬という名前を覚えてください」と笑いを誘いながら、駆けつけた150人の応援団と家族、そして師・鈴木秀明への感謝を述べた。


▲長嶋(右)の強烈なパンチが炸裂する

▼第5試合 WPMF日本フェザー級タイトルマッチ 3分5R
○長嶋大樹(ONE’S GOAL/WPMF日本フェザー級王者)
TKO 3R41秒
●清川祐弥(新宿レフティー/WPMF日本フェザー級1位/挑戦者)
※長嶋が防衛に成功

 1R、サウスポーの清川が左ミドルを放つも、長嶋はブロックし、右ローと右ミドルを返す。首相撲を引き離し、回りながら左フック、右ストレートをパンチでも攻める長嶋。右クロスから左フック、左フックから右クロスを打ち込み、試合のペースを握る。

 2R、ペースを上げた清川が左ミドルと左ストレート。対する長嶋は左フックで清川をグラつかせ、さらに前蹴りと右ローで、パンチが当たる距離を保つ。清川もヒザとミドルで攻め立てるが、長嶋は右ローと右ストレートを返し、左フックで清川のアゴを跳ね上げる。

 3R、ペースを立て直すためか、じっくり前に出ていく清川だったが、長嶋が強烈な左フックをヒット。さらに左フックでグラつかせると、ロープに詰めてパンチの猛ラッシュ! 田中の動きが止まり、スタンディングダウンが宣告され、カウント途中で清川のセコンドからタオルが投入された。


▼第4試合 WPMF日本ライト級ランキング戦 3分3R延長1R
○遠藤信玄(Team Tiger KGT)
判定2-0 ※30-29、30-28、29-29
●佐藤 琉(エイワスポーツジム/WPMF日本ライト級3位)

▼第3試合 WPMF日本ライト級ランキング戦 3分3R延長1R
○杉本卓也(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪/WPMF日本ライト級9位)
判定3-0 ※三者とも30-29
●たくあきラジャサクレック(ラジャサクレックジム/WPMF日本ライト級5位)

▼第2試合 65kg契約 3分3R
○NOBU BRAVERY(BRAVERY GYM)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-29
●加藤友弥(Team Arakawa-ku)

▼第1試合 WPMF日本スーパーバンタム級ランキング戦 3分3R延長1R
○KOUMA(ウィラサクレック・フェアテックス荒川/WPMF日本スーパーバンタム級7位)
TKO 2R2分17秒
●RYO(HEAT)

▼オープニングファイト第2試合 WPMF日本ライト級 3分3R
○杉本雅王(ウィラサクレック・フェアテックス蕨)
TKO 2R48秒
●藤代達也(ウィラサクレック・フェアテックス幕張)

▼オープニングファイト第1試合 60kg契約 3分3R
○藤沢彰博(和術慧舟会トイカツ道場)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-28
●照 寛人(Weed Gym)

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