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【Krush】“黄金の拳”山崎が4連続KO勝ちで防衛

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2014/06/12(木)UP


▼第6試合 Krush -63kg Fight 3分3R延長1R
○一輝(OGUNI-GYM)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-27
●尾崎圭司(チームドラゴン)

 尾崎はキャリア11年、一輝は9年とベテラン同士だが、尾崎は5連敗中、一輝は3連敗中とともに崖っぷちの状況にある。蹴りの尾崎とパンチの一輝、連敗を止めるのはどちらか。

 1R、両者ローの蹴り合い。尾崎は左右に動きながらパンチを多く出し、一輝がガードを固める場面も。

 一輝がワンツーで前に出ると、尾崎は後ろ蹴りとバックブローで反撃。

 2R、左サイドキックを多用する尾崎だが、パンチに行くと一輝の右ストレートをもらう。両者頭がぶつかりそうなほどの接近戦で打ち合い、一輝は右ストレート、尾崎はバックブロー。

 3R、尾崎が頭を左右に振りながら左フック、右アッパー、バックブローと手数を出す。一輝も打ち合って右ストレート、右フックで尾崎をグラつかせるが、尾崎もバックブローで応戦。

 超接近戦での打ち合いから一輝がヒザ蹴りをアゴにヒットさせ、尾崎がダウン。ガムシャラに打ちにいく尾崎だが、ダウンは奪い返せず、一輝が判定勝ちで連敗をストップした。


 


▼第5試合 Krush -70kg Fight 3分3R延長1R
○山崎陽一(シルバーウルフ)
KO 3R24秒 ※右フック
●内山政人(Funny-G)

 70kg王座への挑戦をアピールしているハードヒッター・山崎が内山と対戦。内山はDEEPやパンクラスにも出場した総合格闘家でもあり、パワーと打たれ強さがある。

 1R、山崎が左右ボディブローと右ローで少しずつダメージを与えていくが、内山が左フックから右ストレートを打ち抜き、山崎がストンッと腰を落としてダウン。まさかの展開に場内が沸く。

 2R、内山はジャブと右フックを上手く組み合わせ、右ストレートをヒットさせる場面が目立つ。残り1分、山崎が右の強打で追い詰めていくが、内山は左へ回り込んでいく。

 3Rが始まってすぐ、山崎の右ロングフックが強烈に決まり、ダウンを奪い返す。

 足元がフラつきながらも立ち上がった内山に、再び山崎の右フックが決まり、レフェリーがKO勝ちを宣した。

 山崎はマイクを持つと、8月24日に開催されるKrush名古屋大会に参戦が決まった佐藤嘉洋との対戦をアピールした。

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