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【シュートボクシング】“天敵”タップロンが鈴木博昭に3連勝

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2016/02/13(土)UP

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右フックでKO勝ちした内藤(右)

▼第8試合 エキスパートクラス特別ルール 55.5kg契約 3分3R無制限延長R
○内藤大樹(ストライキングジムAres/SB日本スーパーバンタム級王者)
TKO 3R 13秒 ※右フック
●小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺/REBELS NEW RAIDERS TOURNAMENT優勝)

 内藤は昨年8月に開催された『BLADE FC JAPAN CUP 2015 -55kgトーナメント』に出場して決勝戦へ進出。那須川天心に敗れるも準優勝となって実力を証明した。今回が再起戦。

 内藤と対戦する小笠原は、この階級では異例の178cmの長身を誇り、右ストレートと前蹴りを武器に『BLADE』では準決勝で那須川と対戦。敗れはしたがこのトーナメントの中で最も那須川を苦しめた。

 現在、飛ぶ鳥を落とす勢いにある那須川との再戦にどちらが近付くか、という意味でも注目された一戦。

 1Rはほぼローの蹴り合い。ジャブ、前蹴りを使いながらお互いにタイミングよくローを蹴る。

 2R、内藤が小笠原の蹴りをキャッチしての右ストレートを直撃。一気に前へ出る内藤が右を何度も当てる。内藤のジャブ、左フックも被弾して劣勢が続いた小笠原だが、意表を突く左飛びヒザ蹴りでダウンを奪う。しかし、内藤は立ち上がった直後に首投げでシュートポイント(1点)を奪い、パンチでラッシュを仕掛けて逆襲。

 3R、小笠原がバックハンドブローを空振りした直後、内藤が右フック。モロにアゴヘもらった小笠原は崩れ落ちて大の字に。レフェリーが即座に試合をストップし、内藤が逆転TKO勝ちを収めた。

 内藤はマイクを持つと、「(BLADEから)こうしてSBのリングに帰ってこられたのでよかったです。自分がSBを引っ張っていける選手になります。昨年8月に那須川選手に倒されているので、自分が那須川選手にリベンジして倒します」と、那須川へのリベンジを宣言。

 試合後のインタビューでは「負けたら終わりだと思っていた」と胸のうちを吐露した内藤。「自分は蹴りが得意なんですが、BLADEの反省点でパンチを前よりも使うようになったのがよかった」と言い、「自分がSBの絶対的エースと言われる存在になりたい。そして那須川選手との再戦に辿り着くまで全勝したい。再戦をやることになれば倒してリベンジしたいですね」と、改めて那須川へのリベンジを目標に掲げた。


重みのある右ミドルをMASAYA(左)に見舞う森本(右)

▼第7試合 エキスパートクラス特別ルール 67.0kg契約 3分3R無制限延長R
○森本一陽(レグルス池袋/前J-NETWORKスーパーウェルター級王者)
判定2-0 ※30-28、29-29、29-28
●MASAYA(シーザージム/SB日本スーパーウェルター級7位、前SB日本スーパーライト級王者)

 MASAYAは2011年4月から2012年9月まで8連勝を飾り、注目されたSBの超新星。一昨年2月にはRISE二階級王者・裕樹も下す金星を収めたが、同年4月に小見川道大に敗れ長期休養。昨年8月大会で復帰を果たした。対する森本はこれまでにJ-NETWORKとBigbangの二団体でスーパーウェルター級王座を獲得。2014年6月SB初参戦時には、SB日本スーパーウェルター級王者・坂本優起を延長戦の末に破っている。

 1R、森本は遠い間合いから腰の入った右ミドル、なぎ倒すような左右フックを上下に散らす。MASAYAはブロックしながら左ミドルを返しプレッシャーをかける。

 2Rも勢いの落ちない森本の強打の前に、MASAYAは左ミドルから細かいパンチの連打につないで前に出る。

 3R、森本のフックをもらい失速気味のMASAYAは前に出続けるが、決定打に欠ける。判定2-0の僅差でMASAYAが敗れ、二連敗となった。

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