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【RISE】村越が小笠原に壮絶TKO勝ち、9月那須川とタイトル戦

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2016/07/30(土)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

花田(右)のパンチに左ミドルを合わせるコブシット(左)。TKO勝ちで強烈なインパクトを残した

▼第5試合 SuperFight! -60kg契約 3分3R延長1R
○コブシット・フェアテックス(タイ/フェアテックスジム)
TKO 2R 13秒 ※左飛びヒザ蹴り→ドクターストップ
●花田元誓(リアルディール/第2代RISEフェザー級王者)

 花田は当初、南アフリカのムエタイ王者ネド”NINTENDO”ゴンバとの対戦が決まっていたがゴンバが怪我欠場となり、代わってムエタイの名門フェアテックスジムの会長が直々に推薦してきたコブシットと対戦することになった。

 コブシットはムエタイの殿堂ルンピニースタジアムを主戦場とする選手で、18歳にして戦績は50勝20敗1分。ムエタイルール以外で試合をするのは初めてだが、あのゲーオ・ウィラサクレックを指導していたトレーナーから教えを受けての参戦。

 1R、さっそく突進して左右フックを連打する花田に、コブシットはコーナーへ詰められながらも右ミドルを連打。花田との打ち合いの中で、よく伸びる左ストレートもヒットさせる。

 花田のフックをもらうコブシットだが、顔色ひとつ変えずに打ち合って左ストレートを当て返し、ヒザ蹴りもボディに突き刺す。コブシットはそれほどパワーは感じさせないが、スピードがある。

 2Rが始まった直後、コブシットは高く舞い上がっての左飛びヒザ蹴り。これが花田の額にヒットし、花田は鮮血が噴き出るほどの大流血。ドクターチェックでストップがかかり、コブシットがインパクトある日本デビュー戦を飾った。

 コブシットはマイクを持つと、「僕も天心と戦いたいです」と那須川天心へ宣戦布告。今回は60kgで試合を行ったが、55kgまで体重が落ちるという。それを受けてリングサイトにいた那須川は、「僕はいつでもやります。でも、ほかの選手2~3人とやって勝ってもらって、最後に僕が倒すというのがいいですね」と、いつでも受けて立つと答えた。


大和(左)に強打を見舞う森本(右)

▼第4試合 -58.5kg契約 3分3R延長1R
○森本“狂犬”義久(BRING IT ONパラエストラ葛西/RISEフェザー級3位)
TKO 2R 1分45秒 ※右ヒザ蹴り
●それいけ大和(ブルドッグ廣島/ISSIN-KICKバンタム級王者)

 森本は9勝のうち7勝がKOという攻撃力を誇るアグレッシブファイター。大和は今回がRISE初参戦で、プロボクシングで7勝(5KO)2敗の戦績を残し、キック転向後は3勝(3KO)という強打者だ。

 1R、森本は右ローを狙い撃ちにし、大和をなかなかパンチの距離に近付けさせない。逆にパンチをヒットさせてヒザ蹴りのラッシュを仕掛ける。

 2R、大和が入ってきたところに森本の右フックがクリーンヒット。森本はすかさずヒザ蹴りを連打し、さらに蹴り上げるようなハイキックでスタンディングダウンを奪う。再開後、すぐに飛びヒザ蹴りを命中させ、ダウンを奪ってTKO勝ちを収めた。

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