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【NJKF】ゴーンサックがハイキック一閃KO勝ち

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2016/10/30(日)UP

前蹴りをヒットさせる前田(右)

▼第10試合 NJKF 56.2kg契約 3分3R (延長1R)
○前田浩喜 (CORE/NJKFスーパーバンタム級2位)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-27
●大輔 (TRASH/NJKFスーパーバンタム級7位)

 サウスポー同士の対決だが、前田は蹴り中心、大輔はパンチとヒジ中心とその戦い方は正反対。左ローでじわじわとダメージを与えた前田が、最終Rには飛びヒザ蹴りやハイキックで見せ場を作って判定勝ちした。
 


鋭い左ミドルを放つNAOKI(右)

▼第9試合 交流戦 スーパーフェザー級 3分3R
○NAOKI (立川KBA/NJKFライト級1位)
判定3-0 ※29-28、30-28、29-28
●智也 (VERTEX/NJKFライト級5位)

 サウスポーのNAOKIが左ミドルを巧みに当て、智也はパンチとヒジで突進する。2RにNAOKIが左ヒザをボディにグサリと突き刺して優勢になり、3Rは智也がパンチとヒジで逆転を狙ったが、NAOKIが左ヒジでカットに成功。判定3-0で勝利を収めた。


 

前に出てくる佐藤(右)に対し、ミドルを的確にヒットさせるC-CHAN(左)

▼第8試合 ミネルヴァ アトム級王者決定戦 3分3R延長1R
○C-CHAN (T-GYM)
延長R 判定3-0 ※三者とも10-9
●佐藤伶南 (team AKATSUKI)
※C-CHANが新王座に就く。本戦の判定は30-29、28-29、29-29。延長Rは王者決定戦のためで公式記録はドローとなる。

 NJKFの女子部門「ミネルヴァ」のアトム級王座を、佐藤とC-CHANが争う。佐藤はジュニアキック出身で、2014年に高校進学と同時にプロデビュー。現在まで3勝3敗の戦績。対するC-CHANは2勝2敗の戦績で、両者とも浅い戦績ながらベルト獲得のチャンスが巡ってきた。

 1Rは蹴り合い。サウスポーの佐藤は左ミドルと右ローを中心とした攻め。ワンツーも綺麗にヒットさせる。C-CHANは佐藤の手数にペースがつかめない。

 2RはC-CHANが前に出て蹴っていくが、佐藤はしつこく右ローを蹴る。佐藤が右フック、右ハイ、左ストレートで仰け反らすなど優勢を保つ。

 3R、打ち合いに来た佐藤にC-CHANが左右ミドルと長いリーチを生かしたワンツーで押し返す。手数を出して前へ出る佐藤だが、このワンツーを被弾する場面が目立った。

 本戦の判定は三者三様のドローとなり、延長戦へ突入。C-CHANは前蹴り、左右のストレートと長いリーチを生かした攻撃で佐藤を近寄らせず、判定勝ちで新王座に就いた。

 C-CHANは「今日皆さんに頑張る姿を見せて少しでも名前を覚えていただけたかと思います。山梨からたくさんの仲間が応援に来てくれてベルトを巻くことが出来ました。このベルトにふさわしい選手になります」と勝利者インタビューに答えた。

●次ページ:NJKFスーパーウェルター級のランカー対決など

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