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【NJKF】デッカーが健太を流血させ新王者に

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2016/11/27(日)UP

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得意のフットワークを駆使して、羅紗陀(左)を翻弄した宮越(右)

▼第8試合 メインイベント1 NJKF20周記念スペシャルマッチ 62kg契約 3分3R
○宮越慶二郎(拳粋会/WBCムエタイ・インターナショナル・ライト級王者)
判定3-0 ※三者とも30-26
●羅紗陀(キング/元WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー&ライト級王者)

「NJKF20周年記念スペシャルマッチ」として、宮越と羅紗陀のNJKF看板選手同士が激突。

 羅紗陀は今年5月のヤスユキ戦でスネの骨折から2年3カ月ぶりに復活すると判定3-0で勝利。今回が半年ぶりの復帰第2戦となった。対する宮越は現在2連勝中だが、今年1月にヤスユキに敗れている。

 1R、宮越が持ち前の独特なフットワークを使いながら左右ローで先制。羅紗陀は一発一発が重い左ミドルとローで応戦する。鋭く踏み込む羅紗陀をステップでかわしていく宮越。さらに両手を広げて羅紗陀を誘う。ラウンド終了間際に宮越が飛び込んでの左フックをクリーンヒットさせ、羅紗陀はマットにヒザを着いたがレフェリーはダウンと見なさなかった。

 2R、羅紗陀は前へ出ながら左ロー、そしてパンチでコーナーへ宮越を追い詰めるが、宮越はフットワークを利して羅紗陀をかわす。両者がミドル、ハイキックをスウェーで鮮やかにかわし合うと、場内が沸く。

 3Rも羅紗陀が前に出ていくが、ほぼ同時に放った右ストレートで羅紗陀がダウン。ダメージは大きかったが羅紗陀はそれでも前へ向かっていく。しかし、宮越のフットワークに捕まえることが出来ない。羅紗陀は組んでのヒザ蹴りに活路を見出そうとするが、最後は宮越も前に出てパンチをまとめ打ち。

 羅紗陀に逆転を許さず、宮越が好試合を制して判定勝ちした。

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