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【ビッグバン】駿太が完全復活、2度のダウンを奪う激闘で新王者に

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2016/12/04(日)UP

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思わぬ苦戦を強いられた谷山(左)

▼第13試合 セミファイナル 62.5kg契約 ビッグバンルール 3分3R 
○谷山俊樹(谷山ジム/WKA世界スーパーライト級王者、WBKF世界スーパーライト級王者)
判定3-0 ※三者とも29-28
●イオヌツ“ピットブル”アットディレッセイ(ルーマニア/リスペクトジム/WAKO世界スーパーライト級王者)

 2017年2月15日に開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント~』に初参戦が決まっている谷山が、K-1前哨戦を行った。トーナメント1回戦の相手クリスチャン・スペトゥクと同じルーマニアの選手イオヌツと対戦。イオヌツは40勝(15KO)10敗の戦績を誇る。

 1R、谷山の蹴りにフックを合わせにいくイオヌツ、谷山は入り込んでくるサウスポーのイオヌツに右ヒザ蹴りを合わせていく。

 2R、右ミドルを蹴る谷山だが、パンチの距離になると両者接近しすぎてしまいクリンチが多い。谷山は右ミドルをしっかり当て、右ヒザも突き刺していく。

 3R、パンチの距離になると組み合ってしまう両者。クリンチが多いとしてレッドカードで減点が言い渡される。イオヌツは谷山がローを蹴ると軸足を蹴り、突進してフックを当てに行く。谷山も組み際、離れ際にフックを入れていき、判定3-0で谷山がK-1前哨戦を勝利で飾った。

 谷山はマイクを持つと、「2月のK-1世界トーナメントへ向けてこんなんじゃダメだと思うので、しっかり仕上げて2月にチャンピオンになります。また出直して2月のK-1で世界を獲ります」とK-1制覇を宣言した。


愛鷹(右)がワンツーをヒットさせる

▼第12試合 Bigbangヘビー級王座決定戦 ビッグバンルール 3分3R延長1R 
○愛鷹 亮(力道場静岡)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-29
●古田太一(正道会館)
※愛鷹が新王座に就く。

 1Rはローの蹴り合い。愛鷹が強い右ローを多く蹴り込んでいく。終盤に愛鷹がワンツーのヒットをきっかけにパンチで攻め込んでいく。

 2Rも愛鷹は右ローを主体にしてパンチを狙っていく。古田も右ローを返すが、パンチにつなげられない。

 3R、古田はジャブを当てながら右ローを徹底的に蹴る。愛鷹は左右フックの連打を何度か仕掛けていき、古田を圧倒する場面を作る。古田も最後までローを蹴り続けたが、愛鷹が判定勝ちで新王座に就いた。

 愛鷹は「失神KOで勝つと言いながら判定になってしまい申し訳ありません。ベルトを巻く夢はかないました。次は日本一を目標にして頑張っていきたいと思います。自分が警察官をやめてこの道へ進んだことを認めてくれた人たちに感謝します」と喜びを口にした。

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