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【UFC】アリスターがハントをヒザ蹴りKOで返り討ち

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2017/03/04(土)UP

▼セミファイナル ライト級 5分3R
○ダビッド・テイムル(スウェーデン)
判定3-0 ※三者とも30-27
●ランド・バンナータ(アメリカ)

 バンナータはプロデビューから8戦全勝で昨年7月にUFC初参戦。トニー・ファーガソンに一本負けでプロ初黒星を喫したが、12月の再起戦では得意の後ろ回し蹴りで初回KO勝ちを収めている。対するテイムルは母国スウェーデンでムエタイ王者に4度輝いた実績の持ち主。MMAデビュー戦で黒星を喫したが、以降は5連勝(4KO・TKO)と好調だ。 

 1R、変則的なステップから得意の蹴りを繰り出すバンナータ。片手をマットにつけた体勢から顔面目がけて蹴りを放つと会場が沸く。テイムルは蹴りにパンチを合わせてくるが、バンナータの右フックを被弾して動きが止まる。しかし、すぐに持ち直すと終盤に左右フックを浴びせて、バンナータをぐらつかせる。

 2R、テイムルが強烈な左のローとミドル。さらにボディへのヒザ蹴り2連発からすかさず顔面ヒザ蹴りを突き刺すなど、ムエタイ仕込みの強打を見せる。打撃を被弾する場面が目立つバンナータ。打たれても打たれても前に出るが、顔面からは出血。

 3R、テイムルがローからのハイで顔面を狙い、バンナータをケージに押し込みヒザ蹴り。離れるとパンチを蹴りのコンビネーションを見せ、片足タックルからテイクダウンも奪う。バンナータは徐々に蹴り技も鳴りを潜めるが、打たれても打たれても最後まで前に出る姿勢は崩さなかった。

 注目の打撃対決はテイムルに軍配。6連勝となった。一方、敗れたバンナータは前回に続きアクロバティックな蹴り技でインパクトを残すも、UFCで2敗目を喫することとなった。


 

▼女子ストロー級 5分3R
○シンシア・カルビーヨ(アメリカ)
一本 1R 3分19秒 ※リアネイキッドチョーク
●アマンダ・クーパー(アメリカ)

 クーパーは2014年2月にプロデビューし、現在までに4戦2勝2敗の戦績を残す29歳。対するカルビーヨは昨年8月にプロデビューし、3戦全勝でUFC参戦を果たすこととなった25歳の新鋭だ。

 1R、序盤からパンチを交錯させる両者。カルビーヨがクーパーの右ミドルをキャッチしてテイクダウン。いったん立ち上がろうとしたクーパーだが、カルビーヨが組み付いてくるとタックル。しかし、カルビーヨはそのまま抱え上げるようにひっくり返して、がぶりの体勢に。

 クーパーの首に腕を回すと、そのまま回転してスピニングチョーク。いったん外されるが、今度はバックからチョーク。これがかっちりと極まると、クーパーがタップした。カルビーヨがUFCデビュー戦を白星で飾った。

 

 

 

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