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【ボクシング】池山vs花形の再戦は史上に残る激戦に

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2017/07/11(火)UP

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左ボディブローをめり込ませる荒川(右)

▼WBOアジアパシフィック・ライト級タイトルマッチ 3分12R
〇荒川仁人(ワタナベジム/WBOアジアパシフィック・ライト級王者)
TKO 6R 1分18秒 ※レフェリーストップ
●マルボン・ボディオンガン(フィリピン/WBOアジアパシフィック・ライト級5位・挑戦者)
※荒川が初防衛に成功。

 荒川は2013年7月にアメリカでWBC世界ライト級暫定王座決定戦を行い、敗れはしたものの米国メディアから多くの称賛を受けた。今回は2017年1月に獲得したWBOアジアパシフィック・ライト級王座の初防衛戦に臨む。

 1R、サウスポーの荒川が離れて左ストレート、接近しての左右ボディと打ち分ける。ガードを固めて一方的に打たれる場面もあるマルボンだが、時折右フックを強打してくる。

 2R、頭を低く下げて左右ボディを狙い撃ちするマルボンに、荒川はフットワークを駆使して左右へ動きながら、マルボンのガードの隙間を打ち抜いていく。

 3Rはボディの打ち合い。マルボンは時折、大きな右フックを飛ばしてくるが、荒川はしっかりガードする。

 4R、軽快なフットワークで回り込み、荒川が攻め、マルボンのパンチをかわす。ワンツーからの左ボディストレートがヒット。終盤にも左ストレートをクリーンヒットさせ、マルボンの動きが止まる。

 5R、荒川がマルボンにロープを背負わせての連打。ボディブローで確実にダメージを与える。マルボンはボディワークでパンチをかわすのが精一杯の様子で防戦一方に。

 6R、マルボンはさっそくロープを背負って右フックの一発狙い。荒川は顔面とボディを打ち分けて、マルボンを防戦一方にさせる。そして左ボディが突き刺さるとマルボンはダウン。最後はボディと顔面に連打を浴びせたところでレフェリーがストップ。荒川がTKO勝ちで初防衛に成功した。

●次ページ:元キマグレンのボーカル榑井が引退試合

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