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【Krush】大将・卜部弘嵩もジュンフェンに敗れ対抗戦は中国勝利

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2017/07/17(月)UP

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佐野(右)はチー(左)に何度も強烈な左ミドルを叩き込んでいた

▼第4試合 日本vs中国・6対6全面対抗戦・第2試合 -58.5kg Fight 3分3R延長1R
〇佐野天馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
判定3-0 ※三者とも30-29
●ユン・チー(中国/大東翔クラブ)

 K-1で武尊と対戦し、Krushで小澤海斗とタイトルマッチを争っているチーと対戦するのは、蹴りを得意とするホープの佐野。

 1R、佐野の右ローにチーはワンツーで応戦。チーは時折後ろ蹴りも繰り出す。蹴りの佐野、パンチのチーという展開に。

 2Rはチーも左インローを蹴り、ワンツーにつなげる。佐野は強い右ローを中心に、左ミドルと左フックを当てていく。佐野はチーの左足にヒザ蹴りも入れる。

 3R、ローの蹴り合いがあり、チーは右ストレートと左ボディブローを打ち込む。佐野は右ローと左ミドルで確実にダメージを与えていく。手数を出すチーに佐野も手数を増やしていき、最後には打ち合いの中でヒザを突き刺す。

 判定3-0で佐野が日本に勝利をもたらし、対抗戦の勝敗をイーブンにした。佐野は「SNSで僕が不適切な発言(チーはカッコよくないなどの発言)をしてしまってユン・チー選手とユン・チー選手のファンの皆さんに不快な思いをさせてすいませんでした」と謝罪した。


 

里見(左)がキックで攻めるのに対し、ジュングァン(右)は左右フックを叩き込んでいった

▼第3試合 日本vs中国・6対6全面対抗戦・第1試合 -58kg Fight 3分3R延長1R
〇ワン・ジュングァン(中国/中国高大拳クラブ)
判定2-0 ※29-29、30-28、30-28
●里見柚己(K-1 GYM YOKOHAMA TEAM TORNADO)

 対抗戦の初戦で対戦するのは、今年1月にKrushデビューし、KHAOSでも活躍する新鋭の里見と、“中国の武尊”と呼ばれるアグレッシブファイターのジュングァン。

 バチバチのにらみ合いをして1R開始。サウスポーの里見は強い左ミドル、左ボディストレートを放つ。ジュングァンはパンチのコンビネーションを回転させ、ローや後ろ蹴りも使う。

 2Rは里見が前に出てヒザを突き刺すが、ジュングァンは力強くパンチで押し返し、右フックをヒット。打ち合いになるとパンチの回転が速いジュングァンが当てていく。里見はボディブローが効いたか、動きが鈍る。

 3R、里見は二段蹴りからの左ストレートと大技を見せ、左ミドルを連打。ジュングァンも右フックを強打。力強いパンチで前に出るジュングァンに里見は下がってしまう。ジュングァンの連打で大きく後退する里見。

 判定勝ちでジュングァンが中国チームに先勝をもたらした。

●次ページ:恭士郎vs青津

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