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【DEEP】越智がサトーに一本勝ちで涙の戴冠

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2017/09/17(日)UP

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芦田(左)が多用したハイキック。クリーンヒットはなかったが攻勢を印象付けた

▼第17試合 DEEPフェザー級 5分3R
〇芦田崇宏(BRAVE)
判定3-0 ※三者とも29-28
●DJ.taiki(パンクラスイズム横浜)

 DJは長きにわたって軽量級トップ戦線で活躍。大沢ケンジ、前田吉朗、所英男らトップ選手から切れ味鋭い打撃とテイクダウンの強さで勝利を奪ってきた。しかし、DEEPでは2014年10月以降勝利がない状況。これが約1年ぶりのMMA(総合格闘技)ルールでの試合となる。

 1Rは打撃戦のみの展開。パンチ&ローに加えて、芦田はハイキックも繰り出す。このハイが何度かDJを脅かす。DJは左右の構えスイッチとフェイントを多用するが、攻撃はローを数発蹴ったのみ。

 2Rも打撃戦に。積極的に攻めるのは芦田でDJはパンチを被弾する場面が目立ち、ハイキックで脅かされる。DJも単発でローとパンチを返すが手数が少ない。

 3RになるとDJが積極的にパンチを出し始め、芦田は自分の蹴りでバランスを崩して転倒。DJはすかさず抑え込みにいき、バックを奪う。そのままバックをキープし続け、試合終了。

 判定は3-0で芦田が勝利。芦田はガッツポーズのあと、嬉し泣きを見せる。

 芦田はマイクを持つと「プロの格闘家として一番やってはいけないことをしてしまいました。DJさんを尊敬しているんですが、僕は格闘技を続けたいので試合を受けさせていだだきました。それからはDJさんの強さを知っているので生きた心地がしなくて。でもそれを支えてくれる仲間と家族と彼女がいて勝つことが出来ました。いずれRIZINの方もお願いします」と、思いのたけを語った。


ヒザ蹴りを有効に使った水野(右)

▼第16試合 DEEPミドル級 5分3R
〇水野竜也(フリー)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-27
●林 源平(和術慧舟會IGGY HAND’S GYM)

 水野は2006年9月にパンクラスでデビューすると、いきなりキャリアに優る桜木裕司に一本勝ち。2008年3月には『DREAM』でミルコ・クロコップと対戦。その後は海外にも進出し、『ONE FC』を始めとして様々なプロモーションで戦ってきた“世界を知る男”だ。

 対する林は181㎝の長身でブンブンと振り回す左右フックが武器のストライカー(打撃主体の選手)。今回はライト級(65.8kg以下)からいきなり18kgも重いミドル級(83.9kg以下)に転向しての挑戦。

 1R、打撃の林に水野は組み付くとケージに押し込み、残り3分でテイクダウンを奪う。パウンドを入れていく水野がバックを奪いに行くと林が体勢を入れ替えて立ち上がる。林はパンチ、水野はテイクダウンを狙う展開。

 2Rもパンチで勝負を懸ける林に水野は首相撲からのヒザ蹴り。そして組み付いてテイクダウンを狙う。水野がケージに押し込む場面が続くが、テイクダウンは奪えずブレイクに。離れると林がパンチで攻めていく。水野は弾丸のようなタックルでテイクダウンするも林は立ち上がる。林は左目上をカット。

 3R、疲労の色が見える水野はタックルに行くが、逆に押しつぶされ、林がパウンドとヒジを上から落とす。立ち上がった林はパンチで前へ出て、水野はタックル。水野はケージに押し込んでいくがテイクダウンをなかなか奪えない。最後に林の投げを水野が崩して上になったところで試合終了。水野が判定勝ちを収めた。

次ページ:KINGレイナvsキム・ヨンギ、藤野恵実vsべク・ヒョンジュ

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