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【UFC】D・ジョンソンが圧巻の一本勝ち、ついに11回連続防衛の新記録樹立

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2017/10/07(土)UP

▼女子フライ級 5分3R
○マーラ・ロメロ・ボレラ(31=イタリア)
一本 1R 2分54秒 ※リアネイキドチョーク
●カリンドラ・ファリア(31=ブラジル)

 UFCに新たに設立された女子フライ級で、初参戦の2人が拳を交えた。ボレラはさまざまな団体で試合を重ね、11勝4敗1無効試合の戦績を収めているファイターだ。今年7月にはInvicta FCに初参戦して判定勝ち。それから僅か3カ月後に、UFC初のイタリア人女性ファイターとして、今回の試合を迎えることとなった。

 対するファリアはアメリカのWSOFやポーランドのKSWに参戦し、敗れはしたがクラウディア・ガデーリャ、カロリーナ・コバルケビッチ、ジェシカ・アギラーといった現UFCトップファイターとの試合経験がある。昨年9月にはアメリカのTitan FCで女子バンタム級王座を獲得。戦績は18勝5敗1無効試合。

 1R、ボレラがファリアのパンチを搔い潜って組み付き、テイクダウンに成功。ファリアはハーフガードで堪えるが、足を抜かれて早くもマウントを許してしまう。ファリアが背中を向けたところで、ボレラはすかさずバックマウントからチョーク。これがかっちり極まり、ファリアがタップした。ボレラはUFC初陣を完勝で飾った。


▼ライト級 5分3R
△ベニール・ダリウシュ(28=イラン/同級12位)
ドロー ※29-28、28-28、28-28
△エヴァン・ダナム(35=アメリカ/同級14位)

 ダリウシュは2014年1月のUFC初参戦から8勝3敗の好戦績を収めているファイター。3月にエジソン・バルボーザにKO負けを喫し、今回が再起戦となる。対するダナムは2009年2月からUFCに参戦するベテラン。2013年から2014年に掛けて3連敗を喫するなど一時期不調に陥ったが、その後に4連勝を収めて復活を果たした。

 1Rからアグレッシブにパンチを打ち合う両者だが、ダリウシュのエルボーでダナムがダウン。ダリウシュはタックルに逃れようとするダナムを押さえ込みながら、強烈なパンチ、エルボー、ヒザ蹴りを入れる。

 2R、飛びヒザ蹴りを放ってきたダリウシュを、ダナムはそのまま抱き上げてテイクダウン。しかし、ダリウシュは下からオモプラッタを仕掛け、ダナムに攻めを許さない。ダナムはこれを嫌がり立ち上がると、ダリウシュも立ち上がる。 ケージ際での組みの攻防からいったん離れると、両者は打撃戦を展開。ダナムはたびたびダリウシュにスネを蹴られ、バランスを崩す場面も。

 3R、ダナムは接近戦からダリウシュの左ローをキャッチし、離れ際に右ハイをヒットさせる。ダリウシュは疲れも見られ、徐々にダナムのパンチを被弾。その後は両者共に下がらず果敢にパンチを打ち合ったが、決定打が出ないまま試合終了となった。

 勝敗の行方は判定に。ジャッジ1名がダリウシュを支持したが、残りの2名は同点を付け、両者痛み分けのドローとなった。

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