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【UFC】ホロウェイがアルドをTKOで返り討ち、初防衛に成功

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2017/12/02(土)UP

▼フライ級 5分3R
○ヘンリー・セフード(30=アメリカ/同級2位)
判定3-0 ※三者とも30-27
●セルジオ・ペティス(24=アメリカ/同級4位)

 セフードは2008年の北京五輪にて、男子フリースタイル55kg級で金メダルを獲得した実績を持ち、2013年にMMAへ転向。デビュー以来無敗の10連勝を収めると、昨年4月にフライ級王者デメトリアス・ジョンソンに挑戦するもTKO負け。続く12月にはジョセフ・ベナビデスに判定負けし2連敗となったが、今年9月の再起戦でウィルソン・ヘイスにTKO勝ちし、復活の狼煙を上げた。今回の相手は現在4連中と勢いのあるペティスだ。

 1R、セフードが序盤に鋭いタックルでテイクダウンを成功させ、一気にサイドを奪う。セフードはパンチを落として今度はバックに。ペティスが立ち上がろうとするとがぶって潰し、再び素早くバックを取る。クリーンヒットを免れていたペティスだが、終了間際に立ち上がったセフードにパンチを落とされ、顔をしかめる。

 2R、ミドルとローを積極的に繰り出すようになったペティスだが、セフードがパンチで前進してくるとバランスを崩して転倒。セフードが再び押さえ込む展開になるが、ペティスも下から足を絡ませて決定機は作らせない。

 3R、組みにくるセフードにペティスが右フックを合わせる。ペティスはパンチの手数を増すが、セフードがタックルで再びテイクダウンを奪い、上からコントロール。終盤に立ち上がったペティスはタックルを仕掛けるが、直後にタイムアップとなった。セフードが完封の判定勝利を収めた。


▼女子ストロー級 5分3R
○テシア・トーレス(28=アメリカ/同級5位)
判定3-0 ※30-27、29-28、29-28
●ミシェル・ウォーターソン(31=アメリカ/同級6位)

 トーレスは9勝1敗の好戦績を収めるハードパンチャーで、2013年にはInvicta FCで現UFCストロー級王者ローズ・ナマユナスに勝利したこともある。昨年4月にリベンジを許したが、これが現在までの唯一の黒星だ。対するウォーターソンもジェシカ・ペネやペイジ・ヴァンザントに勝利したこともある実力者で、戦績は14勝5敗。今年4月にナマユナスに敗れ、今回が再起戦となる。

 1R、序盤にテイクダウンを奪ったウォーターソンだが、以降はトーレスの強力なパンチに押し込まれる。トーレスはウォーターソンを首相撲に捕らえ、ヒザ蹴りとエルボーを入れる。

 2R、ウォーターソンが首投げを決め、上から押さえ込む展開に。トーレスも下からアームロックや三角絞めを積極的に仕掛ける。

 3R、疲れの色が濃いウォーターソンは、トーレスの右フックを被弾して尻餅。トーレスはすぐさまバックマウントを奪い、パンチとエルボーを落としながらチョークを狙う。スクランブルからウォーターソンが何とか立ち上がったところで試合終了となった。

 トーレスが持ち味を発揮する戦いぶりで判定勝ち、タイトル戦線に浮上することとなった。 

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