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【DEEP】住村竜市朗、初防衛成功でRIZIN参戦を熱烈アピール

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2018/04/28(土)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

ジンス(左)の強烈なパンチが北田(右)の目を捉えた

▼第11試合 第6代DEEPバンタム級王者決定戦 5分3R
〇ソン・ジンス(25=韓国/KOREAN ZOMBIE MMA/本宮塾)
TKO 2R 2分39秒 ※パンチ連打→レフェリーストップ
●北田俊亮(37=パンクラスイズム横浜)
※ジンスが第6代王座に就く。

 第5代DEEPバンタム級王者・大塚隆史(31=T-grip Tokyo)が年末に行われたRIZINバンタム級トーナメントで負傷し、防衛戦が行えないため王座を返上。北田とジンスで第6代王座が争われることになった。

 北田は2007年にプロデビューし、フロントチョークを武器にDEEP軽量級戦線のトップクラスで長年活躍してきたが、王座にはあと一歩のところまで近づきながら手が届かなかった。

 ジンスはUFCで活躍するジョン・チャンソンを師匠に持ち、2014年10月に初来日。打撃を武器にこれまで日本での戦績は4勝2敗。昨年10月、釜谷真との挑戦者決定戦で勝利し、大塚に挑戦する予定だった。北田とは2016年8月に対戦しているが、反則の金的攻撃による減点も含めて判定で敗れており、今回はリベンジマッチ。

セコンドだったUFCファイターのジョン・チャンソン(奥)も嬉しそうな表情

 1R、ジリジリと間合いを詰めるジンスに北田は右へ大きく回り込んでいく。時折、両者パンチを出す中、ジンスの右ストレートがヒットする。微笑みを浮かべるジンス。

 2Rも同様の展開となるが、北田が左フックで前に出る場面が目立ってくる。北田はタックルをフェイントにしての右フックもヒットさせる。しかし、ジンスの右ストレートを左目にもらった北田が下がり、そこへジンスが一気に連打でラッシュ。防戦一方となった北田が倒れ込み、レフェリーは試合をストップ。ジンスがTKO勝ちで新王座に就いた。

 ジンスは「チャンピオンのソン・ジンスです。チャンピオンになりましたがもっともっと上を目指していきます」と宣言した。


結城(左)が堀尾(右)に約4年越しのリベンジを果たした

▼第10試合 DEEP KICKルール 55kg以下契約 3分3R
〇結城将人(TEAM TEPPEN)
判定3-0 ※30-28、30-29、29-28
●堀尾竜司(TRY HARD)

 HIROYA率いるTRY HARD GYMの堀尾が初参戦し、結城とキックボクシングルールで対戦。試合場は4本ロープで囲まれたリングではなく、DEEPで使用しているケージ(金網で囲まれたリング)。

 TRY HARD GYMは2月3日に契約トラブルがあったとしてK-1からの出場取り消しが発表され、3月16日にはHIROYAが会見を行ってフリー宣言。すでに同ジム所属の松倉信太郎が中国の『Kunlun Fight』に出場しているが、国内での行動再開は初となった。

 堀尾は2012年2月にプロデビューし、Krushを主戦場にして活躍。2015年8月には第4代Krush -55kg王座決定トーナメントを制して王者となった。対する結城はパンチで1Rから攻めていくアグレッシブなファイトスタイルを持つ。今年3月、那須川天心の父が会長を務めるTEPPEN GYMに移籍するとともに主戦場をKrushからRISEに変え、その移籍第一戦ではRISEバンタム級13位・佐藤九里虎を攻めまくって圧倒し、勝利を収めている。

 両者は2014年11月にKrushで対戦しており、この時はダウンの奪い合いの末に判定2-0で堀尾が勝利した。

 1R、パンチを出してくる結城に堀尾は左ミドル、左ローで対抗。結城は堀尾の蹴りをかわしてローを蹴り返す。

 2R、結城が細かく手を前に出すため堀尾は入りにくそう。そこへ強い右ストレートを混ぜる結城。パンチからミドルにつなげる結城に堀尾はジャンプしての蹴りで応戦する。

 3Rは両者ともアグレッシブに攻める。結城がパンチで前へ出てくれば堀尾は飛びヒザ蹴りを繰り出す。堀尾がジャンプする動きを混ぜながら蹴りやパンチを入れ、結城はワンツーで前へ出る。残り時間30秒で結城が勝負に出て、3連打を当てに行く。

 判定は3-0で結城が勝利。リベンジを果たした。

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