2024/07/21（日）UP
（最終更新：2024/07/21 23:27）

須藤（左）は大竹（右）を攻略した

▼第8試合　epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2024 フライ級5分2R
●大竹陽（勝ち点3/HAGANE GYM）
判定0-3　※三者ともに18-20
〇須藤晃大（勝ち点7/EXFIGHT）

　インフィニティリーグ2024 フライ級公式戦、5月に世界ランカーのヤックル真吾を1R19秒でKOに沈めリーグ戦1位に躍り出た須藤晃大（勝ち点7/EXFIGHT）と、大竹陽（勝ち点3/HAGANE GYM）の前半の大一番が早くも実現。

大竹は左のパンチを放つ

　これまでもスタートダッシュを決めた選手が優勝を飾るケースが多いインフィニティリーグ。フィニッシュできる両者によるマッチアップに期待が寄せられる。

　1R、サウスポー構えの大竹はプレスをかけながら、カーフキック。須藤は右ハイキックも、これは空振り。互いに打撃で牽制した後、須藤がダブルレッグも失敗。ケージ際の攻防となったところで、須藤の蹴りがローブロー。中断後、再開。再び、須藤がダブルレッグを仕掛けてテイクダウンに成功。そのままサイドポジションを奪う。大竹はハーフガードに戻して対応。須藤がパウンド攻撃を見せた。

須藤の勝利

　2R、大竹は打撃を打ちたいも、須藤のダブルレッグでテイクダウンを許す。バックに回った須藤は、チョークを仕掛ける。一度は脱出した大竹だが、須藤がダブルレッグに入る。ケージ際の攻防で、須藤がバックからコントロール。そのままタイムアップ。判定3-0で須藤が勝利した。

超新星のスーパー高校生の中池が、秒殺勝利

▼第7試合　2024年度新人王決定トーナメント2回戦フライ級5分2R
〇中池武寛（パラエストラ小岩）
一本 1R3分30秒　 ※スリーパーホールド
●蓮池勇太（飛翔塾）

素早く寝技へ持ち込んだ中池

　24年度の新人王決定戦トーナメント2回戦で中池武寛と蓮池勇太が激突する。17歳の中池は、今春から高校2年生になったばかり。6歳からMMAを始め、昨年高校1年生ながら全日本アマチュア修斗フライ級で優勝。昨年11月、本多“弥彦”直樹にKO勝利。今年4月には蒔田Gandhi伸吾にわずか38秒の秒殺KO勝利、中国最大の格闘技団体『YFU 武林笼中对』との日中対抗戦ではロ・ジュンヨンからTKO勝利を奪った。蓮池が、中池を下せるのか注目が集まる。

中池がスリーパーホールドで一本勝ち

　1R、中池はカーフキックをヒット。サウスポーの蓮池もカーフキックを放つも空振り。中池は、すぐにバックに回りコントロール。抱えて倒し、そのままバックマウントから鉄槌。一度、蓮池は逃げるも再び中池はバックをついて抱えて投げ、パウンド攻撃。スリーパーホールドに入ると、そのまま極まり中池の一本勝ちとなった。

　中池は「一本とることができてよかったです。これから強い相手を倒すので、応援をお願いします」と挨拶した。

＜その他の試合結果＞

▼第6試合　フェザー級5分2R
△児山佳宏（THE BLACKBELT JAPAN）
判定0-0　※三者ともに19-19
△島村裕（パラエストラ小岩）　

▼第5試合　バンタム級5分2R
●加藤ケンジ（Neighbor Hood）
KO 1R 0分34秒　 ※右フック
〇人見礼王（修斗GYM東京）　　

▼第4試合　フライ級5分2R
●シモン・スズキ（和術慧舟會HARTS）
判定0-2　※18-19×2、19-19
〇岡田嵐士（リバーサルジム新宿me..we）

▼第3試合　ストロー級5分2R
●牧ヶ谷篤（和術慧舟會群馬支部）
判定0-2　※18-20×2、19-19
〇友利琉偉（パラエストラ小岩）※デビュー戦

▼第2試合　2024年度新人王決定トーナメント1回戦フェザー級5分2R
〇松岡拓（OOTA DOJO）　※デビュー戦
判定3-0　※三者ともに20-18
●井上翔太（赤崎道場A-SPIRIT）　※デビュー戦

▼第1試合　バンタム級5分2R
〇中野剛貴（KRAZY BEE）
判定3-0　※三者ともに20-18
●瀬戸口怜久（パラエストラ小岩） ※デビュー戦