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 12月17日(金)東京・後楽園ホールで開催される『女子総合格闘技ジュエルス 11th RING』のジュエルス初代ライト級女王決定トーナメント準決勝でハム・ソヒ(韓国)と対戦する長野美香(CORE)。一大決戦を前に、彼女は何を思 う!? 4年前に突如、長野が閃いた驚愕の内容は必見!(2010年12月16日UP)

PROFILE
長野美香(ながの・みか)
1983年12月29日、岐阜県出身
身長161cm、体重53kg
小学4年でレスリングを始め、高校時代は全国2位
レスリングの名門・中京女子大学に進学し、
2002年4月にジャパンクイーンズカップ55kg級4位、
2004年にも51kg級で4位に入賞したが3年で大学を中退
2007年3月11日、スマックガールのグラップリングマッチでプロデビュー
同年12月26日に総合格闘技デビュー戦で藤井惠に絞め落とされる
2009年9月13日、ROUGH STONE GP 2009 -54kg級で優勝
戦績:10戦7勝3敗
CORE所属

■驚くべき長野のインスピレーション! 5年後のことを予言していた!?

――試合直前となりましたが、コンディションはいかがですか?

「コンディションはまあまあです。1カ月前の方が緊張していたぐらいで、今はちょっと気持ち的にも落ち着いています。いつもだったら緊張していて、試合のことばかり考えるんですけど、今回はちょっと開き直ってちゃんと眠れています」

――夢にまでハム・ソヒ選手が出てくると言われてましたよね。

「そうですね。1カ月前は夢にハムちゃんが出てきて、ビックリして突然起きちゃいました。それが何日間かあったんです。2人ともリング上に立っていて、ゴングが鳴って試合が始まったらすぐに終わっちゃうんです。だから試合の結果がわかりません」

――ちゃんと眠れるようになったということは、充実した練習が出来ていたということでしょうか。

「練習がうまく行かなく、体調が悪い時に限って変な夢を見てうなされるんです。逆に練習がいい感じで行っていると眠れていました。確かにそれはありますね」

――ハム戦に向けて、今はもう準備万端ですか?

「当日はどうなんだろうという感じです。私には気持ちの波があって、当日に上がっていればいいんです けどね。今日は調子いいなと思っていた時でも、体が動かないことがありました。試合の2日前は動いていても、当日体が思うように動かなかったら怖いですよ ね。なので、今はパワーを貯め中です」

――自分なりに動くための工夫はありますか?

「セコンドの人に任せています。私のその時の様子を見てもらい、指示があるんです。メンタル面では、気持ちをどう持っていくのかとか、自分で気持ちを盛り上げていきます。もし自信をなくしたらそれが試合にも出ちゃうので、自信を自分で作るしかないと思います」

――レスリング時代と合わせると、格闘技キャリアは長くなると思いますが、気持ちのコントロールは難しいものですか?

「レスリングの時とは全然違うんです。レスリングの試合前も緊張は凄くするんですけど、勝敗をそんな に意識していませんでした。でも、今は結果が欲しいというのを考えると、余計に緊張してしまいます。緊張というのは何回やっても変わらないものですね。格 闘技は恐怖心もあるので、慣れないものです」

――ふとした時に、「私はどうして戦っているんだろう?」と考えることはありませんか?

「落ちこんだ時に『何で格闘技をやっているんだろう』と思うんですけど、日常ではないですね。格闘技を選んだのは自分ですけど、凄い巡り合わせだなと思います。格闘技をやるきっかけがあって、そのきっかけがなければ私は格闘技をやっていなかったんですから」

――そのきっかけとは何でしたか?

「私は格闘技をやるために東京に来たわけではありません。特にやることもなくなったので、実家に戻ろ うとした時に、たまたまケンタイ(健康体力研究所)の取材があってレスリング小林孝至さん(ソウル五輪金メダリスト)に誘われたんです。その取材内容が、 格闘技1日体験というものでした。それがなければ、私は実家に帰ってました。あれがあったので今があるんだなとしみじみと感じます。その時に私はインスピ レーションがあったんです。それが凄くて……」

――あっ、何が閃いたんですか? ・・・

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