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 3月18日(日)東京・ディファ有明で開催されるMA日本キックボクシング連盟『BREAK-24 ~SAGITTARIUS~』(夜の部)にて、引退試合を行う山本佑機(橋本道場)。18歳のときにプロデビューし、次戦で35戦目を迎える。ラストファイト直前、山本のラストメッセージ。(取材日:2012年3月7日)

PROFILE
山本佑機(やまもと・ゆうき)
1984年12月14日、東京都出身
兄は双子の壮泰、共にキックボクサーでスーパーツインズと呼ばれる
身長170cm、体重68kg
2007年8月12日、MA日本ライト級王座を獲得
2009年10月18日、WBCムエタイ日本統一王座決定戦で獅センチャイジムを破り、
初代WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王座に就く(現在も保持)
2010年7月18日、WMAF世界スーパーライト級王座決定戦で同級王座に就き二冠王になる
2010年9月26日、高橋誠治に4RKOで破れ、WBCムエタイルール日本スーパーライト級タイトルマッチの初防衛に失敗
2011年4月30日、Krushで山崎秀晃に1RKO負け。これで自身初の3連敗となる。
戦績:34戦18勝(9KO)14敗2分
MA日本キックボクシング連盟/橋本道場所属

■「もう試合をしないつもりだった……」引退試合をする理由

――突然の引退試合の発表には驚きました。

「もう試合をしないつもりだったんです。3連敗していて、そのうち2回KO負け。自分の中には以前のような試合に対する気持ちがなくなっていました。後輩の試合でセコンドをしながら客観的に見てみていると、上を目指しているやつのモチベーションがオレとは全然違うんですよ」

――モチベーションが低下している中、あえて引退試合を行うのはなぜでしょう。

「山崎秀晃(2011年4月30日Krush)戦で壮絶なKO負けをしてしまいました。これまでにああいう負け方をしたことがなく、自分でもあのまま終わりたくないなという思いが少しあったのですが……。そうしたら、今までオレを応援してくれた人たちが『そのまま辞めないで試合を見せて』と言うんです。今までの恩返しじゃないですけど、そういう言葉で気持ちが切り替わりましたね。今回、山本佑機引退記念という興行タイトルまで付けていただいて嬉しいです。今までキックを頑張ってきて良かったなと思います」

――最後の相手は大石駿介選手になりました。

「ちょうど良かったです。本当はやるはずの相手だったけどやれなかったし(2011年4月のKrushで大石との対戦を予定していたが、大石が練習中のケガにより欠場となり消滅していた)、強い相手とやる方がやる気が出るじゃないですか。試合が流れたとき、大石選手は『いつか絶対にやりましょう』と言ってくれました。今回、へんに勝てそうな相手とやるとなると、オレは ・・・

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