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【シュートボクシング】RENAが初メインへ闘志全開「1Rで終わらせる」

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2016/11/03(木)UP

S-cupでメインイベンターを務めるSB世界女子フライ級王者RENA

 11月11日(金)東京・TDCホールにて開催の『SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT S-cup2016』に出場するSB世界女子フライ級王者RENA(シーザージム)のコメントが、主催者を通じて届いた。

 9月25日のRIZINで女子レスリング元世界女王・山本美憂にフロントチョークで一本勝ちしたRENA。「『あの山本美憂さんに勝った』と、電車でも外でも結構言われるようになりましたね。芸人さんと戦ったり、年末に戦ったり、私はちょいちょいテレビに出ることによって、私の顔と名前を一致してもらえたかなと思います。点だったものがようやく結びつながって線になりました」と、大一番での勝利の反響を口にする。

 RIZINのセミファイナルという舞台で強敵を撃破したRENAが、好調の勢いそのままに今度は主戦場であるシュートボクシング(以下SB)の大舞台に臨む。

 2年に一度のSB世界トーナメントが開催される『S-cup』。RENAはその大会のメインイベントでRIZINからの刺客であるMMAファイターのキンバリー・ノヴァス(ブラジル)と対戦する。30年以上の歴史を誇るシュートボクシングにおいて、女子が男女混合大会のメインイベントを務めるのは史上初となる。

山本美憂をフロントチョークで絞め上げるRENA

「もう選んでいただいたので、やるしかないなという感じですよね」と覚悟を口にするRENA。「今後、後楽園大会のメインだとMIO(Girls S-cup -48kgアジアトーナメント2015王者)でも全然可能性があるとは思うのですが、S-cupでは後にも先にも多分、女子選手では私しかできないことだと思うので、いい結果で終わりたいなと思います」と、S-cupのメインイベンター抜擢に気持ちが高まっているようだ。

 今回対戦するノヴァスは、シーザー武志SB協会会長からの「最近RENAが強いので、苦しむような選手をぶつけたい」との言葉を受け、RENAの相手に抜擢された。地元ブラジルのNoxii CombatやNitrix CFでストロー級王座を獲得しているほか、世界女子ムエタイトーナメントを制した実績を持つ。

 そんな会長からの試練とも言えるファイターとの一戦を前に、「最近自分の中で苦戦するイメージが沸かないんです。どんな相手だったら苦戦するんでしょうか」と、自信をのぞかせるRENA。

 ノヴァスについて「映像を見たらガンガン前に出てくるイケイケファイターでした」と話し、「ガンガン来るのでうっとおしいでしょうね。1Rで終わらせたい。1Rで終わらせることしか考えていません」と早期決着を予告した。

 年末のRIZIN参戦に向けて弾みがつく勝利が期待されるが、RENAは「私は目の前の試合が終わってないのに次の試合のことを言われるのが凄く嫌いなんですよ。とりあえず11月が終わってから、ちょっとリセットしてから考えたいと思います」と、あくまで目の前の一戦に集中することが大切だと強調する。

「今は用意されたものをクリアして行くという感じなので、野望はもうないですね。ひとまず女子格闘技とSBが盛り上がってもらえたら良いと思います。この波を消さないように、選手としてはとにかく練習を頑張り、試合で良い結果を出して、お客さんに応援してもらえるようになって行くことしか出来ません」と意気込みを語っている。

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