【RIZIN】急遽参戦のキング・モーにミルコも敬意
12月29日(木)、31日(土)さいたまスーパーアリーナ にて開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND』。その記者会見が12月19日(月)都内で開かれ、大会を欠場するヴァンダレイ・シウバの代役として昨年のRIZINヘビー級世界トーナメント優勝者キング・モー(アメリカ)の参戦が発表された。
これにより29日に行われるトーナメント2nd ROUNDの変更対戦カードとして、モーvsミルコ・クロコップが決定。この日の会見では、両者の寄せたコメントが読み上げられた。
アメリカ第2のMMA(総合格闘技)団体『Bellator』(ベラトール)のトップファイターとして活躍するモー。昨年末のRIZINヘビー級世界トーナメントを制したディフェンディングチャンピオンでもある。12月16日(金・現地時間)の『Bellator 169』では石井慧に完封勝ちを収めている。
石井戦から僅か2週間で過酷なトーナメントに挑むモーだが、「今回は2つの目的を達成するために日本に戻るぜ。一つはベルトのコレクションを増やすため、二つ目はあの賞金を全部いただくためだ。無差別級なだけに注目度もトロフィーもデカい。それをすべてもらって帰るつもりだ」と堂々の優勝宣言をかました。
一方、コメントの中で最初に今回のシウバの欠場について触れたミルコ。「私は最初にヴァンダレイがこれだけ大切なイベントにあっさり背を向けたと聞いたときは怒りを鎮めることができなかった。もし彼がRIZIN2016無差別級グランプリの権威が失墜しても構わないと思ったのであれば、私が何としてもそのダメージを最小限に食い止めたいと思った」と現在の思いを伝える。
また、シウバの抜けた穴を埋めることになったモーに対しては、「敬意を表しておきたい。なぜならば、グランプリチャンピオンになることが精神的にも肉体的にも、どれだけタフなことかを私も知っているからだ。そして今、彼が2本目のベルトを取るという野心を持って参戦してくるということであれば、それを食い止めるのは私の役目だと思っている」と称えた。
この日の会見には、モーを送り出すBellatorのスコット・コーカー代表もメッセージを寄せ、「MMAが世界中に広まり、さまざまな国の団体が結託し、選手たちに機会が与えられることになるだろうと信じています。今回、日本で行われる無差別級グランプリは、キング・モーにとって彼が世界トップレベルの選手であるということを示す絶好の機会だと思っています。キングに栄光あれ」とモーの健闘を祈っている。
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