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【ROAD FC】黒部vsソヒ、初代王座へ日韓女王が火花=前日計量

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2017/06/10(土)UP

ROAD FC初代女子アトム級王座を争うソヒ(左)と黒部(右)

 6月10日(土・現地時間)韓国・ソウルで開催される『Xiaomi ROAD FC 039』の前日計量が、9日(金・同)に現地で行われた。

 今大会のメインイベント・第6試合のROAD FC女子アトム級(-48kg)王座決定戦で、初代女王の座を争うDEEP JEWELSアトム級王者・黒部三奈(40=マスタージャパン)と元UFCファイターのハム・ソヒ(30=韓国)が計量に臨んだ。

石岡沙織(下)のRIZIN大みそか大会出場の野望を打ち砕いた黒部(上)

 黒部は48.2kg、ソヒは48.4kgでそろって一発クリアー(リミットより500gまでの超過が認められている)。計量後にマイクを向けられると、黒部は「ベルトがとても綺麗ですね。明日は良い試合になると思うし、きっと私が勝ちます。ROAD FCで最初のアトム級王者になることは大きな意味があります。特別な戦略は無いですが、準備はできていますし、彼女(ソヒ)をテクニックで翻弄するつもりです。私の年齢が不利に働くことはないでしょう」と闘志をアピールした。

キックボクシング仕込みの打撃を持ち味とするソヒ(左)

 対するソヒは「とても素敵なベルトですね。黒部選手が巻けるのは日本のベルト(DEEP JEWELS王座のこと)だけになるでしょう」とベルトは譲らないと対抗心を剥き出しに。さらに「勝ちたくて仕方が無いです。粘り強く戦い勝つつもりですが、私が“ハム”ダレイ・シウバと呼ばれていることも頭に置いておいて下さい」と、全盛期のヴァンダレイ・シウバのような危険な一面も見せると黒部に警告した。

2010年にはシュートボクシングルールのエキシビションマッチでRENA(右)と対戦したソヒ(左)

 黒部は2012年12月に35歳でプロデビュー。チョークスリーパーを得意としており、これまでに12戦10勝2敗の好戦績を残している。今年2月にスギロックを破ってDEEP JEWELSアトム級王座に就いた。今大会が初の世界の舞台となる。

 一方のソヒはプロデビューからSMACKGIRLやDEEP JEWELSのリングで長年活躍した、日本にも縁の深いファイター。2013年5月にDEEP JEWELSフェザー級(-47.6kg=現在のアトム級)の王座を獲得し、2014年12月から韓国人女性として初めてUFCにも参戦した。今回は母国で迎える凱旋試合となる。

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