【ベラトール】マクレガーが他団体で乱闘事件
現UFCライト級王者で、8月には“ボクシング・レジェンド”フロイド・メイウェザーとも戦った“総合格闘技界一のスター”コナー・マクレガー(29=アイルランド)が、乱闘事件を起こした。
アイルランドの首都ダブリンにて11月10日(現地時間)に開催された『ベラトール187』で、マクレガーのチームメートであるチャーリー・ウォード(アイルランド)がジョン・レッドモンド(同)と対戦して1R終了間際の4分59秒でKO勝利したのだが、ウォードの応援に来ていたマクレガーが、ウォードがレッドモンドを倒した直後にケージに飛び込んでウォードに飛びつき、抱きしめて勝利を祝福した。
だが、この時レフェリーのマーク・ゴダードは、まだ正式に試合終了を宣言しておらず、セコンドでもないのにケージに飛び込んだマクレガーをたしなめ、ケージの反対側で倒れているレッドモンドの様子を見に行こうとした。
するとゴダードに腹を立てたマクレガーが、制止しようとする係員たちの腕を振り切って後ろからゴダードを突き飛ばし、罵詈雑言を浴びせかけたのだ。係員たちが止めなければ、さらにゴダードに攻撃を加えていただろう。
ゴダードはその後、ウォードのKO勝ちを宣言したが、マクレガーはケージの周りを走り回り、金網に駆け上ってファンにアピールした。そして金網から降ろそうとする職員にパンチまで見舞っている。
マクレガーは写真投稿サイトInstagramで15日に謝罪を表明し「UFC王者として、社会の規範となるべき人物として、もっと礼節を守るべきだった」と、一応反省したふうな言葉を並べているが、「レフェリーのマーク・ゴダードが、失神した相手選手をマットから起こして試合を続行させるという、とんでもない決定をしたんだ」とレフェリーのせいにし、「以前、俺のチームメートが戦った相手が試合後亡くなるというのを経験しているから、俺は今回も最悪の事態になりかねないと思い、我を忘れてしまったんだ」と責任転嫁している。
しかし映像を見れば明らかだが、ゴダードはレッドモンドを起こしてもいないし、ゴダードに襲い掛かろうとするマクレガーは、マットにしゃがみこんでいるレッドモンドに、ヒザでぶつかってさえいるのだから、マクレガーの言い訳は通らない。アスレティック・コミッションから近々厳しい措置が下されるはずだ。
Madness in Dublin thanks to @TheNotoriousMMA!!! DO NOT miss #Bellator187 TONIGHT on @spike 9/8c pic.twitter.com/BGWcOBDvFb
— Bellator MMA (@BellatorMMA) 2017年11月10日
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