【シュートボクシング】最強ムエタイ少女を迎撃するMIOの悩みの種
11月22日(水)東京ドームシティホール(TDC)にて開催の『-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2017』に出場する、シュートボクシング(以下SB)日本女子ミニマム級王者MIO(シーザージム)のコメントが主催者を通じて届いた。
今回、MIOは女子ムエタイの最強少女といわれる15歳、ペッディージャー(タイ)と対戦。ペッディージャーはあまりにも強すぎるために対戦相手が見つからず、現地では男子選手と対戦することが多くなり、その映像がYoutubeで話題となった。
MIOは「9月のルンナパーとの試合前に、研究のためにルンナパーの映像を見ていたら、今回戦うペッディージャーとの試合映像だったんです。その試合はペッディージャーが勝っていたんですが、やっぱり天才と呼ばれて対戦相手がいないといわれているペッティージャーの印象の方が強くて、いつかやることになりそうだなとは思っていたら今回さっそくの対戦となりました。
これぞムエタイという感じの綺麗なファイトスタイルですし、動きが速くて蹴り技がうまかったですね。トレーナーのダムさんからも強い選手だと言われていて、身の引き締まる緊張感のある練習が出来ています」と、自他ともに認める過去最強の敵を警戒。
MIOは9月のルンナパー・ポームァンペット戦でプロ32戦目にしてムエタイと初対決。「何だか変な距離感があるのを感じました。私は、蹴り技が得意なタイプの選手があまり好きではありません。パンチでガンガン打ち合いに行きたいでのすが、この前はいいところで首相撲で組み付かれてしまいやらせてもらえませんでした。今回はそうならないようにパンチのバリエーションを増やして攻める練習をしました」と、ムエタイ対策も万全のようだ。
現在17連勝と快進撃中だが、「勝つことよりも倒すことを目標にずっとやっているのですが……倒せなくて本当に笑えなくなりましたね(苦笑)。RENAちゃんにもそこをいつも言われています。今回こそはKO狙いで1R目からガンガンいきたいと思います」と、KO出来ないのが悩みだという。
しかし、「最近けっこう身体の調子が良くて、いい練習も出来ています。以前から取り入れているフィジカルトレーニングの成果も徐々に実感しています。パンチだけでなく、蹴り技も色々な練習でスキルアップしているので両方をバランスよく上手く使える選手になりたいですね」と肉体・技術ともに進化を感じている。
12月にはSB香港大会でタイトルマッチ(香港王座かアジア王座)も決まっており、「12月の相手も強いと聞いたので、11月が終わっても気が抜けないです。もうやるしかないですね。大みそかのRIZIN参戦をアピール出来るぐらいの勢いを付けて連戦に臨みたいと思います」と、昨年実現できなかったRIZIN参戦を再びアピールした。
●編集部オススメ
・MIOが必殺の右でダウンを奪い、RIZINからの刺客に快勝
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