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【相撲】日馬富士引退会見「礼儀を指導、お酒は無関係」を強調

2017/11/29(水)UP

日馬富士の横綱時代の勇姿(2014年1月/getty/efight)

 1129日(水)福岡県太宰府市内で横綱・日馬富士の引退会見が行われた。貴ノ岩関への注意が行き過ぎて怪我を負わせたことが横綱としての品格に傷をつける結果となったため、引退に至ったと説明した。

 会見冒頭で伊勢ヶ濱親方(元横綱 旭富士)が涙で声を詰まらせながら「本日、横綱・日馬富士の引退届を提出いたしました」とすでに日本相撲協会に引退届を提出したと報告。

 続けて日馬富士の人柄についても触れ「日馬富士は稽古に精進したことのみならず、いろんな勉強もし、難病救済など社会貢献に目が届く珍しいタイプのお相撲さんだと思っていました。酒癖が悪い、乱暴するとか、そういったところは、私自身、見たことも聞いたこともありませんでした。今回、なぜこんなことになったのか、不思議というか、残念でなりません。これだけ支えて頂いたファンの皆様、相撲協会の皆様に心からお礼とお詫びを申し上げます」と謝罪。

 そして日馬富士がマイクを握り「この度、貴ノ岩関に怪我を負わせたことに対し、横綱としての責任を感じ、本日を持って引退をさせていただきます。国民の皆様、相撲ファンの皆様、相撲協会、伊勢ヶ濱部屋の後援会の皆様、親方、おかみさんに大変迷惑かけたことを、心から深くお詫び申し上げます」と、日馬富士は伊勢ヶ濱親方と約30秒間、深々と頭を下げた。

 1025日に鳥取市内で事件は起こり、なぜこのタイミングでの引退となったのかについては

「このことがマスコミに知られ、親方に報告した。横綱の名に傷がつかないよう、責任持ちたいと言うことを親方に伝えました。親方に報告し、場所中だったので、力士たちにも最後まで頑張っていただきたかったので(それが終わってから)本日になりました」とし、親方も「やった事実はあるわけですから、その責任というのは横綱として、しっかり取らなければいけない。いつもそういう話をしてきました」と場所中に引退を決意していたことを明かした。

 事件に関して日馬富士は

「先輩横綱として、弟弟子(おとうとでし)が礼儀、礼節がなっていないとき、それを正し、直し、教えてあげるのが先輩としての義務だと思っています。弟弟子を思って叱ったことが彼を傷つけた。そして大変世間を騒がし、相撲ファン、相撲協会、後援会の皆様に大変迷惑をかけることになってしまいました」とし、今、貴ノ岩関に思うことについては「貴ノ岩関にけがを負わせて心も傷ついていると思いますけど、心から礼儀と礼節を忘れない、ちゃんとした生き方をして頑張ってもらいたいと思います」と、行き過ぎた叱りだったが、改めて礼儀の面での教育だったことを強調した。

 また、自身の酒癖について聞かれると

自身のブログでは2012年にジャージ姿でお酒を嗜む姿を公開。会見では酒癖の悪さはなかったという

「これまでお酒を飲んで何かの事件を起こしたことはありません。自信を持って言えるのは、お酒を飲んで人を傷つけたり、

暴れたり酒癖が悪いと言われたことは今まで一度もないです」と言い、続けて「お酒飲んだからこその事件ではないので、これは」と語気を強めた。

 過去に行き過ぎた指導をしたことがあったかの質問について「今までこういう指導をしたことはありませんし、目にしたことはありません」とした。

 引退にあたり相撲ファンに対しては

16歳で日本に渡ってきて親方、おかみさんの元で相撲、人様に迷惑かけないように、人としてちゃんと生きる道を教えて頂きながら育ちました。相撲を通じて縁があった方々、私を支え、応援して頂いたファンのおかげ様で、第70代横綱になることができました。私は日本を愛しています。日本の国民も愛しています。ファンの皆様、心からお詫び申し上げて、そして心から、感謝、感謝、感謝を申し上げたい」」と日本と日本のファンへの感謝を強調。

 今後については「親方、おかみさんから17年間の教えのもとで、相撲道で学んだことを生かして、人様に迷惑をかけないように、ちゃんとした生き方をして頑張っていくつもりでいます」と語った。

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