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【K-1】“火薬庫”芦澤竜誠「小澤海斗は情けねえヤツ。西京春馬はクソガキ」

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2018/05/07(月)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

ズバズバ本音を言う男・芦澤

 6月17日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN』で、「K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント」が行われる。その1回戦でシルビュー・ヴィテズ(23=ルーマニア)と対戦する芦澤竜誠(22=K-1ジム総本部チームペガサス)のコメントが、主催者を通じて届いた。

3月、佐野(右)に判定勝利

 芦澤は喧嘩上等の打ち合いを信条とする狂暴ファイターで、2011年にMA日本キックボクシング連盟でプロデビュー。いきなり9連勝(5KO)を飾った。2016年4月には第3代INNOVATIONフェザー級王座を獲得。2016年9月にK-1初参戦を果たし、KrushとKHAOSでも活躍。2017年12月のK-1で村越優汰に敗れたが、Krush3月大会では佐野天馬から勝利を収めた。戦績は19勝(12KO)7敗1分。

 また、芦澤は試合の度に過激な発言をするため“K-1の火薬庫”とも呼ばれている。このトーナメントのカード発表記者会見では、逆ブロックに出場する第2代Krush -58kg王者・小澤海斗に「雑魚」、「馬鹿」、「偽物のキャラ」と罵詈雑言を浴びせ、その狂犬ぶりを発揮した。
 
 今回のコメントでも、その会見の事について聞かれると「いやぁ、あいつら(他の出場選手たち)イラつきますね。まずフェザー級のトーナメントは、みんな俺とあいつ(小澤)が出れば絶対に盛り上がるみたいなノリだったじゃないですか。俺は昔からあいつにムカついているんで言いたいことを言いました。それであいつも絶対に乗ってくると思っていたら、全然乗ってこなかった。

記者会見で芦澤(右)は小澤(左)を挑発したが、小澤は徹底的に無視をした

 あいつは(言葉の)乱打戦ができないから、最初からシカトした方がカッコいいと思って乗ってこなかったんだろうけど、結局お前はそういいうヤツなのか?って感じでガッカリしました。まあ俺に口喧嘩で勝てないから言い返さないんだろうけど、あいつは俺から逃げたんですよ」と答え、小澤の”徹底無視”の態度に拍子抜けした様子。
 
 さらに「あいつは偽者ですよ。みんなも会見を見て分かったんじゃないですか? 小澤海斗は何もやらねえ、情けねえヤツだって。俺が過去の会見で色々言っていて、ずっとアンサーを返してこなかったから会見まで取っておくんだと思っていたら、無視でしたからね。

芦澤の挑発をシカトする小澤

 俺と一緒の会見に出て何をしゃべるか楽しみにしていたファンを裏切るのかよって。会見で盛り上がって、みんな最高のコンディションで試合をすれば絶対にトーナメントは面白くなるじゃないですか。そういう感じにならなかったのが残念だったし、イライラしてきますね。なんだろう…あいつは“K-1デビュー”なんですよ。K-1に出てちょっとデビューしちゃった、みたいな。だから言葉や喋りのセンスがなくて、いざという時に何も喋れなくなる。ああいうやつは絶対に上には行けないでしょう」と、斬って捨てた。

 小澤以外の日本人選手(西京春馬、村越優汰、朝久裕貴)については「他の選手には最初から期待してなかった(笑)西京春馬も俺がいない会見では『眼中にない。1回勝っただけで調子に乗んな』とか言ってたけど、俺がいる会見では何も言ってこないし。面と向かって何も言えないのはクソガキっすね」と西京もバッサリ。

トーナメントに参戦する全選手。日本人5名、外国人3名(パネルの人物)

 1回戦の対戦相手であるヴィテズはヨーロッパを中心にキャリアを積み、タイで開催されているオープンフィンガーグローブ着用のムエタイルールの大会『ムエタイエクストリーム』でも勝利。ゴツゴツとした力強いパンチを主体に相手を仕留めるファイトスタイルで“ヒットマン”の異名を持つ。戦績は19勝(12KO) 無敗3分。

 宮田充K-1プロデューサーが「1回戦4カードの中で最も危険な香りが漂う一騎打ちになる」とこの試合を評する程の強豪と対峙する事となり、芦澤自身もヴィテズをかなり警戒していると話す。
 
 しかし「(所属ジム代表の梶原)龍児さんも『この相手は無敗で強い』って言ってたんですけど、俺は『どうせみんな嫌がるだろうし、俺しかやらねえっすよ』って言いました。

芦澤vsヴィテズ(右のパネルの人物)。芦澤は一番つらい道を選んだ。

 そのあと龍児さんから『1回勝って世界3位になるのと1回戦で負けるのでは全然違う』と言われたんですけど、俺は『違いますよ、龍児さん』と。『俺は世界一になるために来たんで、世界3位とか準優勝とかいらないっす。俺は世界一になる。最初に一番強いヤツとやるのが近道になることを知ってるから、俺はみんなが嫌がる厳しい道を選びます』って言いましたね」と語り、かつて魔裟斗が言った「一番つらい道を行くのが一番成功への近道」という言葉を思い起こさせた。
 
 そして「今はアンチにもファンにも俺は口ばっかりと思われているかもしれないけど、ここで俺がベルトを獲れば俺の言っていることがすべて正当化されるじゃないですか。1回戦から一番強い相手とやることになりますけど、ここを勝てば俺が優勝候補になるはず。1回戦からめちゃくちゃ俺らしい試合をしますよ。

芦澤(右)は長い手足から繰り出す打撃を武器としている

 周りの選手には申し訳ないけど、俺はあんまりベルトに興味がないんですよ。あったらあったで嬉しいですけど。それより俺はフェザー級で一番強いっていう称号が欲しいだけ。トーナメントをやれば一番強いヤツが決まるわけだから、俺は自分がフェザー級で一番強いってことを証明したいだけです。そうなれば俺が色々言ってもすべて正当化されるでしょう。今のままじゃ俺の言うことは正当化されないし、色々うるせえヤツらがずっとビービー言ってるんで結果で分からせます」と熱く意気込む。
 
 最後に「俺は1日3試合のトーナメントをやったことはないですけど、絶対に気持ちは折れない。きっと準決勝、決勝はテクニック云々じゃなくて、最終的には気持ちの戦いになると思うんですよ。そうなったら絶対に俺は負けないっすよ。もちろんテクニックも必要だけど、本当に気持ちで強い選手になりたいっすね」と語り、気持ちでは絶対に負けないと宣言した。
 

 

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