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K-1vs.RISE対抗戦の判定めぐりネットで炎上!石井館長「伊藤代表、もっと怒れ!おかしい判定は数試合あった」

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2024/03/21(木)UP

石井館長は、RISEの伊藤代表が判定に不満を持つのは当然のことと擁護した

 3月20日(水・祝)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された『K-1 WORLD MAX 2024』の一夜明け会見が都内にて行われた。会見後にK-1ファウンダーで正道会館の石井和義館長が、囲み取材でK-1とRISEの対抗戦の結果についてコメント。判定を巡りネットで炎上している件について、RISEの伊藤隆代表にメッセージを送った。

【フォト】判定めぐる炎上の試合、軍司の右が入り、門口が右で反撃する瞬間

 今回のK-1とRISEの対抗戦は、17日の『RISE ELDORADO 2024』で与座優貴vs.中村寛などの5対5マッチ、20日の『K-1 WORLD MAX 2024』では軍司泰斗vs.門口佳祐を含めた5対5マッチがそれぞれの大会で組まれ、計10試合のラインナップとなっていた。

 結果は7勝3敗とK-1側が勝ち越し。K-1がRISEに一矢を報いる形に終わったが、対抗戦直後にRISEの伊藤隆代表が、常陸飛雄馬vs.江川優生や軍司泰斗vs.門口佳佑の結果について「僕は勝ったと思いましたよ。でもこれはK-1のリングなんで、 僕がとやかく言う必要はないと思う。(でも)そういう部分で求めてるのが違う。 そこら辺をちゃんと話し合いをできるかが今後重要になると思います。誰でも出て活躍できるリングがK-1さんだったりRISEだと思うんで、そこら辺をしっかり話し合いできれば」と語り、「(対抗戦は)一旦ここで終わり」と話し、納得がいかないようにも見えた。

 ネット上では、ファンだけではなく選手や関係者も判定に対して異議を唱えるなど、炎上していた。

今月7日、K-1とRISEが記者懇親会を開催。左からK-1のカルロス菊田プロデューサー、Krushの宮田充プロデューサー、RISEの伊藤隆代表、石井館長

 この点について石井館長は「だから僕は、最初から対抗戦は判定でもめるので、KO決着かダウンを奪った選手を勝ちとして、あとはドローにすべきだと言ったんです。でも、伊藤代表とKrushの宮田(充)プロデューサーはそれを受け入れてくれなかった」と指摘した。

 石井館長は今月7日の記者懇談会で、伊藤代表、K-1のカルロス菊田プロデューサー、宮田プロデューサーが同席のもと、上記を提案したものの直前のルール変更は難しいとしていた。判定はドローというルールは、YA-MANがプロデュースした『FIGHT CLUB』でも採用されたが、直前の変更は戦略にも影響すると見ていたようだ。

 今後、対抗戦が行われるのかどうかは分からないが、もしも再び実現する場合は完全決着ルールも視野に入れる必要があるのかもしれない。

判定を巡り議論が出た軍司泰斗(左)と門口佳佑(右)の対抗戦

 石井館長は、伊藤代表が判定の不満を表に出したことについて、「当然ですよ。団体の長は選手を守らなければならないから。僕が同じ立場だったら、もっと激しくクレームを入れると思います。伊藤代表は、もっと怒るべきです。逆にカルロスプロデューサーや宮田プロデューサーは、もっと自分の選手を守るために、“どこがおかしいんだ!”くらいに対抗しないとダメですよ」と見解を述べた。

 ちなみに石井館長も、「僕から見てもおかしい判定は何試合かありました」と明かし、「もっと審判団のレベルを上げる必要があると思いました」とコメント。その上で、「ただ相手の土俵で戦う以上は、倒さなければ勝てません」と語った。

「今回のRISEの選手は、自分の負けを認めて潔かったですよね。僕は、ああいう姿がカッコいいと思う」と石井館長は対抗戦に出場したRISEファイターを称賛した。

 今回は対抗戦の難しさを痛感する結果となったが、両団体には建設的な話し合いを期待したいものだ。

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