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【アクセル】無敗対決は壮絶な打ち合いの末、王者・大原が初防衛

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2015/12/27(日)UP

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1Rから壮絶な打ち合いとなり、大原(右)のドロー防衛となった

アクセルプロモーション
「格闘武道会Accel Vol.32」
2015年12月27日(日)兵庫・神戸サンボーホール

▼第13試合 Accel Gルールライト級タイトルマッチ
△大原裕也(大原道場/Accel Gルールライト級王者)
ドロー 延長R 判定0-0 ※三者とも10-10
△石田勝希(顕修塾/前Accel Gルールライト級王者・挑戦者)
※大原が初防衛に成功。本戦は30-30、29-29、28-28。

 MA日本キックなど東京を主戦場に置く事で、しばらくアクセルを離れていた第3代王者・石田勝希が挑戦者として神戸に帰還した。早稲田大学を卒業し、関西に帰った石田は所属ジムを通し、もう一度アクセルライト級タイトル戦を希望。今年10月上旬にこのタイトルマッチが正式決定した。

 大原は13戦無敗、石田も11戦無敗でアマチュアでも60戦無敗。無敗同士の対戦。

 1R、ゴングが鳴るや、両者はいきなり打ち合いを開始。大原のパンチが石田の顔面を何度も捉えるも、強烈なボディーブローを叩き込む石田のパワーが大原の手数を忘れさせてしまう。石田は顔面パンチ主体の大原の脇腹にミドルも合わせ巧さを見せ始める。大原はそれをもらいながらも動じず、ひたすら顔面パンチを放ち続ける。

 2R、石田のタイミングの良いミドルを警戒したか、大原はミドルの前に連打を仕掛けてフルスイングで蹴らさず、ミドルのパワーを半減させる間合いで戦う。石田もヒザで対抗し、両者全く手数が落ちないまま打ち合う。後半、大原のハイキックが石田の首を捉えて一瞬動きが止まるも、ダメージには至らず。すぐさま反撃する石田。打ち合いのため両者は目尻、鼻から流血するもスタミナ、ダメージには影響なし。

 3R、ここでも両者の手数が止まることはなかったが、石田は日本拳法で鍛えた体幹の強さで大原をコーナーに追い詰めてのコンビネーションパンチ。クリーンヒットを免れた大原は左右へ回避し、またも前に出る石田の顔面にポイントとなるパンチ連打をとにかく当てて行く。

 大原がまたもや接近戦からのハイキックをヒットさせるが、石田は怯まず。本戦の判定はドロー。延長Rへ。

 延長戦でも壮絶な打ち合いを展開する両者の手数が止まらない。石田はストレート系パンチを中心にフック、ボディーブローとヒザ、大原は変わらず顔面一点ばりのパンチ連打からのハイキック狙い。

 終了30秒前に大原の放ったハイキックがヒットし、ややスピードの落ちた石田に連打でラッシュを仕掛けた大原がヒットポイントで上回り終了のゴング。後半の大原のラッシュが決め手となったと思われたが、ジャッジは三者とも10-10のドロー。大原がドローで過去最強の難敵を退け、初防衛に成功した。

●アクセル代表・酒谷敏生の総評

 今年最後を応援団、お客さん一丸となった最高に盛り上がったイベントに出来て最高です。お客さんも予想以上の満席になりました。前座はデビュー戦も多く、盛り上がりもそれなりでしたが、やはり後半戦は内容良く、極め付けメインの興奮と見応えが過去最高に盛り上がったプロ興行と呼べるに相応しいものでした。小さな神戸での格闘技の底上げとして始めて11年、いつになれば楽に運営が出来るのかなぁと夢を見るばかりですが、大原、石田戦は誰が見ても感動を呼ぶ内容だったと思います。格闘技をもっとこの地で盛り上げたい、この気持ちで来年も頑張っていきます!この模様は関西では、来年1月17日夜8:00より11chにて放映です。


 

北野(左)が小西(右)を左ハイでグラつかせる

▼第12試合
○北野克樹(NJKF誠至会)
判定3-0 ※29-25、29-25、29-24
●小西章太(TOPKING)

 1R 身長差15cmを活かして北野が前蹴りを中心に攻め立てる。大野はパンチで接近戦を仕掛けたいが、強烈なヒザ蹴りで2度のダウンを喫する。

 2R、1R同様にパンチを仕掛ける小西に対し、北野はヒザ蹴りの連打。しかし、ワンアクションルールにより北野に減点1が課せられる。そこからは左ローに切り替えダメージを与えた。

 3R ポイントを取られている小西はパンチで積極的に前に出る。北野は左ローから左ハイを蹴り分け倒しにかかる。小西がハイでぐらつく場面もあったが、互いに最後はパンチの連打で終了。北野の判定勝ちとなった。

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