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【グラチャン】元ZST王者・山田哲也、元新日本ランカーの石原を下し王座挑戦に意欲

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2016/12/11(日)UP

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GRACHAN実行委員会
「8周年記念大会 GRACHAN 26」
2016年12月11日(日)東京・ディファ有明

元新日本ランカーの石井(下)のバックについてコントロールする山田(上)

▼第11試合 メインイベント2 ライト級 5分2R
○山田哲也(TIGER MUAYTHAI&Mixed Martial Arts/元ZSTウェルター級王者)
判定3-0
●石原裕基(BLUE DOG GYM/元新日本キックライト級1位)

 元ZSTウェルター級王者・山田がGRACHAN初参戦、元・新日本キックライト級1位で2012年にMMA転向の石原と対戦した。

 1R、打撃戦を避けるように胴タックルを仕掛けテイクダウンに成功した山田だが、石原は金網を背にしながら立ち上がる。しつこく組み付く山田は石原のバックを奪うとスリーパー狙い。

 2R、山田は左ミドルを出しながら組み付いてテイクダウン。マウントポジションを奪った山田はパウンドで追い込みながらガッチリ抑え込みチャンスを伺う。立ち上がった石原は寝た状態の山田に蹴りを見舞って反撃に出るが時間切れ。

 判定3-0で勝利した山田だったが、石原に苦戦したことで笑顔を見せず「また呼んでいただけるならベルトを目指していきたい」と控え目にGRACHAN王座挑戦をアピールした。


パンチラッシュで阿部(左)を追い込む中村(右)

▼第12試合 メインイベント3 バンタム級 5分2R
○中村謙作(吉田道場/元GRACHANバンタム級王者)
判定2-0
●阿部貴弘(トイカツ道場)

 柔道インターハイ準優勝の実績を持つ元GRACHAN王者・中村が第20回全日本アマチュア修斗優勝の阿部を迎え撃った。

 1R、序盤からお互いに細かいパンチの連打を交錯させる激しい攻防。中村は阿部を金網際に詰めてパンチラッシュで追い込むが、耐える阿部は組み付いてテイクダウンを狙う。

 2R、左右フックでプレッシャーをかける中村に対し、阿部は蹴りを交ぜながら組み付いてテイクダウン狙い。逆に中村が阿部の蹴り足を掴んで倒すとパウンドを見舞う。お互いに最後までパンチを出し合う攻防の中、終了のゴング。僅差で中村が判定勝ちした。

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