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【新極真会】後迫龍輝が夢の10連覇達成でドリーム大会卒業宣言、次は世界を

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2018/06/25(月)UP

10連覇を達成した後迫(右)と、決勝で戦った渡辺(左)

 6月23日(土)、24日(日)の2日間にわたり、東京体育館で新極真会主催『カラテドリームフェスティバル2018国際大会』が開催され、2年に一度の国際大会となる今年は、海外21の国と地域から選手が集結した。

 ドリームフェスティバルとは、一般の全日本大会に出場するトップファイター以外がチャレンジする2次的な位置付けの全日本クラスの大会で、学生は各学年、大人は男女・年齢、体重別に分かれて競われる。開催11回目の今回は、過去最多の2707名がエントリーするマンモス大会となった。

準決勝、左下突き(ボディブロー)を効かせ早々と1本勝ちした後迫(左)

 その中で高校生男子重量級にエントリーした、後迫龍輝(うしろさこ・りゅうき/16=新極真会・大阪神戸湾岸支部)が夢の10連覇を達成できるかに注目が集まった。
 初戦、3回戦と本戦判定5-0で勝ち上がると、準決勝では開始早々ボディへ突きの連打、相手の体がくの字に曲がり秒殺で一本勝ちするなど圧巻の強さを見せた。
 決勝は昨年同様の対戦相手となる渡辺和志(16=世田谷・杉並支部)。昨年秋の一般の全日本にも出場し伸び盛りの選手であるが、試合が始まると、後迫が突きの連打から膝蹴り、そして飛び後ろ回し蹴りを繰り出して判定5-0で完勝、大会初の10連覇の偉業を達成した。

豪快な蹴り技を繰り出す後迫(右)

 優勝後のインタビューで後迫は「小学校4年生の時、黒岡師範(和歌山県支部長)に『10連覇期待してるぞ』と言われてから、10連覇がずっと目標でした。それを達成できて素直にほっとしています。(優勝できたポイントは?)5月のJFKO国際大会で自分の悪い癖が出てしまって、そこを短期間で修正できた事だと思います」と語り、安堵の表情。
 
 優勝後、周りの人達からどんな声を掛けられたか聞くと「圧巻だった、と言ってくれましたが、自分の中ではまだまだ改善点があると思うので、そこを克服してこれからも頑張ります」と謙虚に答えた後迫。

小学1年生~小学6年生まで王者で君臨し続けるという快挙を達成した村林(右)。左は決勝の相手だった松田理央(左)

 今後の目標は「ドリーム(フェスティバル)はこれでもう卒業なので、これから一般の試合に向けて、日本代表の切符を掴めるようにもっと稽古を積んで自分が獲りにいく気持ちで頑張ります」と話し、一般で世界を相手に戦っていくと意気込んだ。

 もう一つ、大会新記録としては小学6年生女子重量級で村林千紘(11=東京城南川崎支部)が6連覇を達成。これまで6連覇達成した王者は数人いたが、小学1年生~小学6年生まで全期間通しての連覇は村林が大会初記録となった。

▶︎その他注目の結果:元世界王者の娘姉妹の連覇か、大学、シニア選手権で海外選手が活躍

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