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【Krush】大夢が“三度目の正直”となる悲願の王座奪取、池内紀子は麻央との再戦制し戴冠

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2024/01/28(日)UP

大夢が”三度目の正直”でKrushフライ級のベルトを腰に巻いた

Krush実行委員会
『Krush.157』
2024年1月28日(日)東京・後楽園ホール

▼ダブルメインイベント第2試合(第8試合)Krushフライ級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
●悠斗(HUNGRY GYM/王者)
KO 2R 41秒 ※右ストレート
○大夢(WIZARDキックボクシングジム/挑戦者)
※大夢が新王者

多彩な蹴り技で攻める大夢

 悠斗は、キックボクシングでプロデビューした後、ボクシングに転向し第42代日本ライトフライ級王者に輝いた。その後22年に再びキックに戻ると、WMC日本ライトフライ級王座を獲得。昨年7月にKrushへ初参戦し、わずか10秒でパンチ一撃でのKO勝利。10月のタイトルマッチでも47秒のKO勝利とKrushでの試合時間57秒で王座を獲得しており、今回は初の防衛戦となる。

 対する大夢は22年9月に大久保琉唯、昨年5月は大鹿統毅といずれもベルトをかけた試合で敗北。悔しい経験をしたが、10月の宗一郎戦でKO勝利を飾り、タイトル挑戦をアピールしていた。

強打を振るう悠斗

 1R、開始早々大きな右フックで会場を沸かせる悠斗。大夢はガードを固めながら鋭い右カーフ、左ミドルを放つ。長身の大夢は左ジャブ、左前蹴りで距離を保ち右ストレートを伸ばす。悠斗はリングを左右に回りながらジャブをつき前進。悠斗が右目尻から出血すると、大夢は左ジャブ連打でペースを握り、ラウンド終了直前には左インローから右カーフで大夢がダウンを奪う。

 2R、大夢が左ジャブを突きプレッシャーを掛け強い左インロー。悠斗は左右フックを振るが、大夢は左三日月で悠斗を下がらせ、打ち下ろしの右ストレート。ロープまでヨロヨロと下がった悠斗はそのまま崩れるようにダウンを喫する。力無く四つん這いのままの悠斗を見たレフェリーが試合を止め、大夢がKO勝利。3度目となる王座挑戦で悲願の王座奪取を果たした。

崩れ落ちる悠斗へ追撃する大夢

 ベルトを腰に巻いた大夢はマイクを握ると感無量の表情。「ジュニアの時もベルトを巻くチャンスを失い、プロに転向しても二度も負けてどうしようかと思ったんですけど、三度目の正直ということでチャンスをもらえてうれしいです。試合前も正直不安だったけど、みんながパワーをくれてベルトを巻くことができました」と悲願のベルト奪取の喜びを語った。
 そして「K-1フライ級とか言われていますけど、自分のやり方でもっと上を目指してがんばっていきます」とさらなる飛躍を誓った。

▶次ページは、池内紀子vs麻央の第6代Krush女子フライ級王座決定トーナメント・決勝戦

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・女子フライ級王座を争う池内紀子と麻央が計量パス、「全力で倒しに行く」(池内)「確実に仕留める」(麻央)

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