【Krush】“連続秒殺KO”フライ級王者・悠斗が計量パス!大夢との初V戦に「一方的にぶっ飛ばす」
1月28日(日)東京・後楽園ホールで開催される格闘技イベント『Krush.157』の前日計量が27日、都内にて行われた。ダブルメインイベント(第8試合)[Krushフライ級(-51kg)タイトルマッチ]で対戦する、王者・悠斗(HUNGRY GYM)が50.95kg、挑戦者の大夢(WIZARDキックボクシングジム)が50.9kgで共に計量をパス。
その後の会見に出席した悠斗は「一方的にぶっ飛ばして絶望させる」と自信を見せた。
【フォト】悠斗と大夢が仕上げた肉体で計量パス!フェイスオフでは緊迫の睨み合い
悠斗は、キックボクシングでプロデビューした後、ボクシングに転向し第42代日本ライトフライ級王者に輝いた。その後22年に再びキックに戻ると、WMC日本ライトフライ級王座を獲得。昨年7月にKrushへ初参戦し、わずか10秒でパンチ一撃でのKO勝利。10月のタイトルマッチでも47秒のKO勝利とKrushでの試合時間57秒で王座を獲得しており、今回は初の防衛戦となる。
対する大夢は22年9月に大久保琉唯、昨年5月は大鹿統毅といずれもベルトをかけた試合で敗北。悔しい経験をしたが、10月の宗一郎戦でKO勝利を飾り、タイトル挑戦をアピールしていた。
計量後の会見で、大夢は「しっかり準備してきたので、明日は相手にそれをぶつけます」と意気込み、悠斗は「4日前くらいに初めて相手の過去の試合を見て、ちょっとどうかななんて思ってたんですけど、計量の時にすごいイキがってくれたんで、やっと僕もテンション上がってきました」と余裕のコメントだ。
フェイスオフでは両者目線を逸らさず、緊迫の睨み合いを見せた。その時に感じたものを問われ、大夢は「ここまで来たんで特に何も思わなかったです、感謝と尊敬の気持ちを持って明日はぶつけます」とし、悠斗は「気合入ってるなと思いましたし、やっとワクワクしてきました」と答えた。
元々、相手のことはそんなに見ないタイプだという悠斗だが、大夢について「彼が勝ってきたほとんどの試合の勝因は、首相撲ですね。パンチを打って掴みにいく、前回の試合なんかひどいなと思って、組んで崩してヒザ蹴りでダウン取ったけど取り消し。その後KOしましたけど、(相手に)ダメージがある状態ですよね」とKrushで反則とされている掴んでの攻撃が多いと指摘。
続けて「僕はムエタイの経験もあるのでそういう展開も出来ますけど、みんな対応できずにやられちゃってますよね。それで警告だとか注意がされないのであれば、僕も同じように戦うしかないですけど、明日はお互い正々堂々と。Krushのフライ級に相応しいタイトルマッチをやりたい」と大夢に釘を刺した。
前述の通り、過去2回王座獲得のチャンスを逃した大夢。今回はどこが違うか聞かれ「今回は人事を尽くしてきたので、あとは天命を待つだけです」とやれるだけの準備をしてきたようだ。
最終的にどう勝ちたいかという質問に、大夢は「ここはKrushなので、やるかやられるかの勝負になると思います」、悠斗は「一方的にぶっ飛ばして絶望させるような試合で、歴史を作ります」と互いにフィニッシュを予感させた。
また、K-1のフライ級新設をかねてから熱望していた悠斗。カード発表会見では「この試合でKO勝利したら、K-1フライ級を作ると約束してもらった」と明かしていた。今後、フライ級がどう変わっていって欲しいか尋ねられ「選手層の薄さが1番懸念されてたと思うんですけど、(K-1のフライ級を)作ってさえしまえば、若い選手だったり噛み付いてくる選手がいたりとか、そういう風に出来上がっていくと思う。あとは他の団体に舐められてるのもあるし、僕の目標はまだまだこんなもんじゃない。もっともっと先で勝負する為に、(明日は)必ず勝ちたい」と話し、自身がK-1グループのフライ級を引っ張っていく構えを見せた。
明日の試合では、悠斗がまたも衝撃のKOを見せるか。それとも大夢が王座を奪取するのか。2024年一発目のKrushに注目が集まる。
<計量結果>
▼ダブルメインイベント(第8試合)/Krushフライ級(-51kg)タイトルマッチ/3分3R・延長1R
悠斗(HUNGRY GYM/王者)→50.95kg
vs
大夢(WIZARDキックボクシングジム/挑戦者)→50.9kg
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