WSOF-GCインタビュー Vol.4 猿丸ジュンジ

■苦手なタイプなので、新生・猿丸を試すにはちょうどいい

ジェロット・ブルックス

ーー今回の対戦相手、ジェロット・ブルックス（アメリカ/レボリューションMMA）の試合映像は見ましたか？

「はい、見ました。凄く強いです。ザ・アメリカン・レスラーって感じで。身体が強くてぶん投げたりして、技術は粗いけれど……って選手です」

ーー7戦7勝で米国のMMA団体『House of Fame』という団体のフライ級チャンピオンとのことです。

「その肩書き通り、凄く強い選手ですよ。どこかのサイトに“正念場だ”と書かれていたんですが、その通りだと思いました。2連敗は出来ませんし、僕も今までやってきた経験があるので、お互い同じくらいのリスクがあると思います。どれくらい強いんだろう、と楽しみです」

ーー外国人選手とは2度目の対戦になりますね。

「修斗で1度やっています。でも、日本人と外国人の違いなんてないですよ。同じ人間だし、外国人選手と一緒に練習することもありますが、外国人だからどうのってものはないです。日本人でも強い人は強い、弱い人は弱い。それと同じで外国人も強い人は強い、弱い人は弱い。それだけです。ただ今回の相手は、選手として単純に強いな、というのはあります」

ーーどういう試合を見せたいですか？

「僕の持ち味はパンチのKOなので、倒されないようにして、5分3Rあるのでその中で一発狙って行きます。いつも通りにアグレッシブに動いて、一発当ててKO勝ちしたいです」

ーーインターネットなどを通じて世界に中継されるそうですが、そこでアピールしたい気持ちはありますか？

「そうなんですか？　初めて知りました（笑）。頑張ろう」

ーー世界タイトルマッチ後に、何か変化したことはありますか？

「よりレスリングをしっかりとやるようになりました。元々ちゃんとやっていましたが、打撃の練習を削ってでもレスリングの時間をとるようにしました」

ーーレスリング強化の必要性を感じたわけですね。