2月7日(日)東京・TDCホールにて開催されるアメリカのMMA(総合格闘技)大会『World Series of Fighting GLOBAL CHAMPIONSHIP』(ワールド・シリーズ・オブ・ファイティング・グローバル・チャンピオンシップ=通称WSOF-GC)に参戦する猿丸。“フライ級最強の拳”と呼ばれる打撃で、7戦無敗のHouse of Fameフライ級王者を迎撃する(取材日:1月20日)
PROFILE 猿丸ジュンジ Junji Sarumaru |
■なんかイライラして、すぐにでも試合をしたかった
ーーWSOF-GCでの試合が近付いてきました。どんな心境ですか?
「いつもと変わらず、しっかり練習をやり込んでいます。減量がちょっとキツいんですけれどね(笑)」
ーー猿丸選手は今まで修斗一本で試合をしてきて、他団体に出場するのは今回が初めてですよね。
「はい、修斗以外の試合は今回が初めてです。僕はずっと修斗で世界チャンピオンになることを目標にしてきて、今でもその目標は変わらないんですが、前回の世界タイトルマッチで負けてしまいました(昨年11月、内藤のび太が保持する修斗世界フライ級王座に挑戦、5R判定で負けたものの熱戦を展開)。
その試合で怪我も無く、スタミナも残ったままで、自分の全てを出し切れなかったというか……なんかイライラして、すぐにでも試合をしたかったんです。それでタイトルマッチが終わった直後にWSOF-GCでの試合の話が来たので、出てみようと思いました」
「日本でやるので、気分的には全く変わりはないです。もちろん、勝たなければいけないって気持ちはあります」
ーーケージ(金網で囲まれたリング)で試合をすることに関しては?
「ケージでやってみたかったというのはあります。普段から、ロープのリングの練習はあまりやっていないんですよ。ケージの練習の方が多くやっているので、そっちの方が普段練習している通りなので得意なんじゃないかなって思っています。楽しみですね」
ーー今回活躍すれば、海外大会での試合という話も出てくると思いますが。
「どうですかね? それは話が来たら考えます。僕の最大の目標はとにかく修斗世界チャンピオンなので、皆さんのようにUFCとか海外に出たいとかはそこまで思っていません」
「やはり試合なので、練習通りに出来なかったというのがありました。練習通りに力を出せて、100%の動きが出来れば大丈夫だろうと考えていたんですが、100%は出せませんでした。これは実戦をどんどん経験して、試合をこなしていくしかないな、と思いました」
ーー手応えはありましたか?
「内藤選手は凄く強いですが、戦い方次第で勝てない相手ではないと思いました」
ーー世界再挑戦へ向けて、実戦経験を積んで行こうということなんですね。
「そうです。練習通りの力を出せるように。そうなるためには、試合数をこなしていくしかないと思いまして」
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