【ONE】現役復帰の二階級覇者サムエー、暫定王座決定戦でプラジャンチャイと雪辱戦！=6.23

2023/05/26（金）UP
（最終更新：2023/05/26 10:33）

　6月23日にタイ・バンコクのルンピニースタジアムにて開催される格闘技イベント『ONE Friday Fights22』のストロー級ムエタイ暫定世界王者決定戦にて、現役復帰を果たした二階級覇者のサムエー・ガイヤーンハーダオ（39＝タイ）が、同級元王者のプラジャンチャイ・PK・センチャイ（28＝タイ）と対戦する事が決定した。主催者が24日に発表した。

【動画】伝説サムエーが神業カウンターで鮮烈KO！

　サムエーは400戦以上の戦いを経験し、輝かしいキャリアを築き上げてきたレジェンドファイター。ルンピニースタジアム、プロムエタイ協会で複数の階級でタイトルを獲得。史上最高のムエタイ選手の一人とされる。

　ONE参戦後は、ONEフライ級ムエタイ世界王座、ONEキックボクシング＆ムエタイ世界ストロー級王座などを獲得。21年7月に自身の持つストロー級ムエタイ世界タイトルマッチでプラジャンチャイに判定負けして王座陥落。22年に現役引退を表明したが、今年3月に1年8ヶ月ぶりに復帰。欧州軽量級のトップファイター、ライアン・シーハンからKO勝利を飾った。

　対するプラジャンチャイは、タイのムエタイ2大殿堂のルンピニースタジアムとラジャダムナンスタジアムの王座に輝いた若き実力者。

　ムエタイでは、337勝51敗3分という驚異的なキャリアを持つほか、2020年からはボクシングでも活躍し、2階級でWBAアジア・サウスのベルトを獲得。ハードパンチと高速のコンビネーションを武器とする選手だ。

　先述した通り、21年にサムエーを下し王者となったが、昨年5月の初防衛戦で、ジョセフ・ラシリにTKO負けし王座陥落。今年1月にコンペット・シットサラワットスアを判定で下し、復活を果たした。

　現王者のラシリが負傷による長期欠場のため、実施されることとなった暫定王座戦。サムエーはプラジャンチャイへのリベンジと共に、再びONEのベルトを手にすることができるのか。

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