2023/08/14（月）UP
（最終更新：2023/08/15 23:46）

ちゃんよたが復帰戦パワーアップで尾崎妹加にリベンジ勝利

　8月13日（日）、プロレスイベント『P.P.P. TOKYO〜SUMMER NIGHT BEER PARTY〜』（東京・新木場1st RING）のセミファイナルでは、約3ヶ月の休養から復帰した、ちゃんよた（28）がスターダムでも活躍する元ウエイトリフティング全国覇者の尾崎妹加（おざき・まいか＝32）にパワー合戦の末に8分6秒で勝利。見事リベンジを成功させた。

【フォト】ビルドアップしたちゃんよたの激闘と筋肉質なビキニボディ

　ちゃんよたは5月17日から、プロレスとセクシー女優の休業に入り、時間に余裕を作った上でしっかりトレーニング。65kgだった体重を筋肉で68kgまで増やしビルドアップ。復帰戦のリングに立った。

尾崎もアルゼンチンバックブリーカーでちゃんよたを持ち上げる

　対する尾崎は、ウエイトリフティング全国大会で高校時代に3度優勝。そのパワーでアルゼンチン・バックブリーカーやマイカバスターを得意とし、2015年のプロレスデビューから何度も相手を担いではマットに叩きつけ勝利を収めている。今年4月にはタッグ戦で、このマイカバスターでちゃんよたを叩きつけ、3カウントを奪っている。

　ちゃんよた休養中のマッスル化は、この日のためにパワーで勝つために筋トレを積んできたかのようだ。

ちゃんよたがコブラツイスト

　試合はパワーvsパワーの肉弾戦となった。互いにエルボーやラリアットの連打合戦、ちゃんよたが尾崎をダウンさせると、尾崎のセコンドに来ていたラム会長がロープ側のちゃんよたの足をつかんで妨害、その隙に尾崎がラリアットで返すなど激しい展開に。　

　さらにちゃんよたは「持ち上げるぞー」と気合を入れ尾崎をアルゼンチンバックブリーカーで持ち上げ、そのまま後方に叩きつけると、続けて持ち上げスープレックスで後方に投げる。しかし尾崎も黙っていない。アルゼンチンバックブリーカーでちゃんよたを前方に叩きつけた。

ラム会長のエクトプラズム攻撃（白い粉攻撃）が誤って尾崎の顔に！

　互いにフォール2で返す激闘が続いたが、最後はコーナーで尾崎セコンドのラム会長がちゃんよたにエクトプラズム攻撃（白い粉攻撃）もちゃんよたがかわし、尾崎の顔面に誤爆。その隙にバックに回ったちゃんよたは、スクールボーイで尾崎を後方に倒し3カウントで勝利した。

　試合後、マイクを握ったちゃんよたは「私はプロレス始めてから、ずっと自分のスタイルに悩んでいて。でも妹加（まいか）さんと戦って、シンプルにぶつかるのが自分の好きなスタイルだったなって気づきました。でも、今の状態の妹加さんに勝っても嬉しくない。だから怪我が治ったらもう1回、シングルで戦ってください」と尾崎が怪我をした上の勝利だったとし再戦を希望した。

勝利した瞬間のちゃんよた

　尾崎は8月2日の試合でヒザを負傷し、今回のちゃんよた戦に挑んでいたのだ。
　試合前日にはラム会長が「膝の負傷…調子いいとはいえすごく心配だ。シングルマッチだし心配だからセコンド行っちゃおうかな…！」と尾崎のセコンドに行くことを示唆していた。

　ちゃんよたは続けて「妹加さんとも戦いたいし、ラム会長とも戦いたい」と言い、「私には夏さんというタッグパートナーもいるし、9.21の新宿FACE、タッグで決着つけませんか」と夏すみれをリングに呼び込み、タッグ戦を要求。

マッスルポーズのちゃんよた、腹筋も割れている

　ラム会長は「私売れっ子なものでその日はアメリカにいます！いつでも試合できると思うなよ！」と、がっかりさせたが「年内にでも時間作ってやるからよ、楽しみにしとけ」と対戦を約束した。

　最後にちゃんよたは「待っててくださった皆さん、ありがとうございました。もっと夏さんとも、私が成長した姿を見せたいし、これからも一緒にお願いします」と感謝の言葉を述べると「筋肉最高！ありがとうございました」とマッスルポーズを決めてリングを後にした。

P.P.P.の大谷譲二を労うP.P.P.三富兜翔総帥

　メインではDDTでも活躍した石井慧介がP.P.P.の大谷譲二を16分30秒で激闘を制したが、試合後、P.P.P.三富兜翔総帥は「ちゃんよたの復帰戦が注目されたが、それ以上にメインをこれだけいい試合で締めてくれたことが、P.P.P.のこれからの新しい景色に向かっていくことだと思う」と大谷を労った。
　そして次回の9月21日の新宿FACE大会、そして11月には初進出の横浜の会場で興行を行うと発表した。

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