KO負けの青木真也、現役続行を示唆「ギャラ次第だ」セコンド、ファンからも激励
11月16日、東京・有明アリーナで開催された『ONE 173』の[ライト級MMA 5分3R]では、青木真也(BAMF)が手塚裕之(山田道場/TGFC)に2R、鉄槌パウンドと顔面ヒザ蹴りでTKO負けを喫した。青木は試合後インタビューで今後について「辞めるとは言わない」「ギャラ次第だ」と述べ、現役続行の可能性を示唆。SNSでも「やはり魅せる」「最終章のスタート」といった激励が寄せられた。
青木は42歳。試合前には「見せたいものは無いし、やる意味もない。そのことを表現する」と淡々と語っていたが、前日計量では詰め寄る手塚を一瞬で投げ飛ばし、SNSで「さすが青木」と話題になっていた。
試合は1R、青木が積極的に組み、ツイスターを狙い、テイクダウンからマウントへと優勢に進める。
しかし2R、手塚のボディショットで後退し、さらにフックを被弾してケージ際に座り込む。手塚が鉄槌と顔面ヒザを重ね、レフェリーが試合をストップした。
試合後、青木は晴れやかな表情で「良い試合だったんじゃない、最高だったと思うよ。結果も含めて全部良かった。本当に何の後悔もない、辞めるとも言わない。最高のプロレスが出来たんじゃないの」とコメント。
内容については「練習がどうとか、技術がどうとかの話じゃなくてさ。『あ、もういいや』って思っちゃったすね。こうなった時点で格闘技選手ではないわな」と、達観した心境を明かした。
ONEでの今後に関しては「ギャラ次第だよ、ギャラが良ければやるよ。でもそういうもんじゃないだろってのもあるし」とし、去就を明確にはせず含みを持たせた。
この日、セコンドには大晦日にRIZINでライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザへ挑戦する野村駿太や、プロレスラーのケンドー・カシンが付いた。
インターバルでは、青木が「もう俺疲れちゃったな」と漏らすと野村が「まだ行けます」と鼓舞したという。青木は「行けるわけないだろ、よく考えろ。お前みたく、これから上に行こうって奴じゃないんだ」と苦笑しつつも、背中を押されたと語る。
カシンからも「控室で『先輩よくやったね、もういいかな?』って言ったら『いやいや、もう一丁』って言ってたよ。野村も『もう一丁』って」と、現役続行を望む言葉があったという。
SNSでは「青木真也の試合が切ない」「一つの時代の終わりを見るのは寂しい」と惜しむ声がある一方で、「最初から最後までカッコいい」「最後はRIZINで見たい」「ここからが青木真也の最終章のスタート」と、続きに期待する声も少なくない。
▶次のページは【フォト・動画】青木が強打でダウン!鉄槌でKO負けの瞬間
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