【ONE】武尊、涙のKO勝利も「次戦で引退します！」そしてロッタンが登場
武尊が涙声で引退を宣言 (c)ONE
11月16日に開催された『ONE 173』（東京・有明アリーナ）の［フライ級キックボクシング］では、武尊（team Vasileus）がデニス・ピューリック（カナダ/ボスニア・ヘルツェゴビナ）に2R KO勝利した。
武尊は試合後マイクで「次の試合で現役を引退します」と宣言。更に「次の試合、ロッタン選手が受けてくれるなら」と再戦を希望すると、ロッタンが登場し、挑戦を受けた。
試合は、武尊が1Rから強烈フックで2度のダウンを奪取。2Rには、武尊は更にカーフキックでもダウンを奪い、打ち合いの中の右フックで、KO勝利した。
武尊は今年3月のロッタン戦では、左フックを貰い1R KO負け。今回見事に再起戦を制し、喜びのバック宙も見せた。
涙声で次戦で引退を宣言
武尊はマイクで「前回ロッタン選手に速攻で負けて、みんなの期待を裏切ったことになってしまって。今回、死ぬ気でやってきて勝てました。ありがとうございました」と感謝のメッセージ。
そして涙声で「次の試合で現役を引退します。次の試合、ロッタン選手が受けてくれるなら、思い切り戦って期待を裏切らないようにします。応援をお願いします！」と涙声で挨拶した。
するとロッタンがケージに上がり「最後の試合は自分でよければ、ぜひやろう」と挑戦を受ける。
更に武尊は勝利ボーナスが決まり、ロッタンとのフェイスオフすると、会場が最高の盛り上がりを見せた。
武尊は元K-1三階級制覇王者で、22年の那須川天心との世紀の一戦など、日本格闘技界を牽引してきた存在。昨年1月のONEデビュー戦でスーパーレック・キアトモー9とフライ級キックボクシング王座決定戦を争ったが判定負け。続くタン・ジン戦はKO勝利したが、今年3月のロッタン戦では、左フックを貰いKO負けを喫した。
ロッタンは18年、那須川天心と”過去最強の敵”として、初代RISE世界フェザー級王座決定戦で対戦も、延長にもつれ込む接戦の末、判定負け。
その後、ONEムエタイ世界フライ級王座を獲得し、5度の防衛に成功したが、24年11月、ロッタンの計量失敗による王座を剥奪されている。打ち合いを辞さない激闘派で、鋼の打たれ強さも持ち味とする。
今大会では、ノンオー・ハマとのONEフライ級ムエタイ世界王座決定戦が予定されていたが、ロッタンの体調不良と、ノンオーの計量失敗により中止となっていた。
▶次のページは【フォト・動画】武尊のKOの瞬間、ロッタンも登場！
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・ONE日本大会 結果・速報！野杁 vs スーパーボン ほか 11.16 全試合結果
・武尊、久々KO勝ちで喜びのバック宙！次で引退ロッタンと再戦
・与座優貴、“武尊のかたき討ち”に成功！強烈ロー効かせスーパーレックに完勝
・陸上美女「ムキ子」、肩出しノースリーブで“好きな男性の筋肉”や“MMA挑戦”に言及
この記事が気に入ったら
いいね！しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight（イーファイト）格闘技情報をフォローしよう！
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight（イーファイト）格闘技情報をフォローしよう！
LINEでeFight（イーファイト）格闘技情報を友だち追加しよう！
【10月・ベストファイター】決勝、顔面ヒザ蹴りKO！”カザフの怪物”キンザースキーが、新極真会全日本優勝、克服した”意外な”課題
