2025/11/23（日）UP
（最終更新：2025/11/24 13:56）

中野が王座挑戦権をかけアリームと対戦。10連続KO勝利なるか

　24日（トヨタアリーナ東京）に行われるプロボクシング［IBF世界フェザー級（57.15kg以下）挑戦者決定戦］の前日計量が23日に行われ、KO率92％の同級5位・中野幹士（30＝帝拳）、同級3位ライース・アリーム（35＝米国）は共に57.1kgリミットで計量パス。中野はまるで体操選手のような、バキバキボディ！アリームも力強い筋肉を披露した。

【フォト】中野の彫刻のようなマッスル！アリームのムキムキな肉体も！

　中野は幼少期から習った器械体操で抜群の腕力、体幹を誇る。“鉄の拳”と呼ばれ、驚異のKO率92%を誇り、戦績は14戦無敗(13KO)だ。

中野はまるで体操選手のような、バキバキボディ

　対するアリームは、元WBA世界スーパーバンタム級暫定王者で、戦績は22勝（12KO）1敗。23年にサム・グッドマンに初黒星を喫したが、フェザー級に上げるとコンテンダーまで上り詰めた。

　中野は計量台に乗ると、まさに肩や胸筋がふくらんだ見事な上半身を披露。落ち着いた表情で淡々とパスしたが、配信動画のコメントには「バキバキ」「仕上がってる」「体操選手みたい」と仕上がりの良さに感嘆の声が並んだ。

　対するアリームは、パスすると両腕でマッスルポーズ。中野はフェイスオフでも終始落ち着いた表情で、相手を見据えた。

中野とアリームがフェイスオフ

　中野は先日の会見で「（アリームは）キャリアがあって強い相手。難しい試合になるが、必ず勝つ」「先は見ない。とりあえず目の前の相手にしっかり勝つ」と意気込む。勝利すれば、現在空位の1位にランキングされ、同級王者アンジェロ・レオへの挑戦権を獲得する。
　フェザー級世界王者となれば、井上尚弥を待ち受ける道も。まずは強敵アリームに勝利だ。

▶次ページは【フォト】中野の彫刻のようなマッスル！アリームのムキムキな肉体も！