亀田和毅「ラスベガス興行だったら天心の勝ち」一体どこが!?
11月24日に開催された[WBC世界バンタム級王座決定戦](トヨタアリーナ東京)では、同級1位・那須川天心(帝拳)が同級2位の井上拓真(大橋)に判定0-3で敗北した。
しかし元世界王者の亀田和毅は、25日にアップされた自身のジムのYouTubeで「俺の採点では天心の勝ち」「ラスベガスでやってたら天心が勝ってる」と独自の見解を示した。それは一体どこか?
【フォト】これが天心vs拓真の採点表だ! 2人のパンチがヒットの瞬間
亀田は自身の所属ジム『TMK BOX TV』のYouTubeで、まず判定に関して「正直、ほんまに分からん」と述べた。自身の採点では天心がリードし、4回終了時点は「40-36、もしくは39-37で天心」。最終的にも「115-113で天心の勝ち」と見たという。
また、WBCの公開採点(4回、8回終了時点で途中採点が出る仕組み)に触れ、「点が出ることで展開が変わる。4回終了時点の採点がドローだったことで『もっと行かなあかんで』となって崩れていく」と語った。中盤(5〜8回)は拮抗しつつも、天心については「しっかり手数だったり、避けたり、ポイントを取ってる」とした。
8回終了時点の公開採点は1者が76-76、2者が井上支持(78-74、77-75)。最終採点は2者が4ポイント差、もう1者が117-111(6ポイント差)で井上支持となり、亀田は「そんなに開いたか?と思った」と疑問を残した。
さらに、世界戦のジャッジ構成について「日本人対決でも世界戦なら世界のジャッジを入れるべき」と主張。「日本人って基本、前に行ってた方を強く取る。世界は違う。これラスベガスでやってたら、天心が勝ってるから。アメリカだったら、天心勝ちって人めっちゃおると思う」とも語った。
また「日本人は先入観で見る。ちょっと押されたら、やられてるって見る。昔の亀田家もそう。KOしてても、ちょっとやられたら負け。天心も、まさにそう」と、過去の亀田家への見方と天心を重ねた。
天心のパフォーマンスについては「目がいい」「最初は当たってなかったけど、そこから当たるようになってきた」と評価。終盤についても「最後の9から12も根性出した」「今まで見せてないところ見せた」と述べ、12回を戦い切ったことを挙げた。
一方の井上については、公開採点の影響で陣営が「行け」と促した可能性に触れながら、「当て出してはいたけど、クリーンヒットというより、ガードの上をバンバン、トントンも多い」という印象だったと語った。
この亀田の動画の内容にコメント欄では「あの内容でなぜ天心が勝つんだ?」などと疑問の声な並ぶが、ポイント制の採点方法は主要4団体でもやや違いがあり、地域によっても見方が変わってくるようなのでなんとも言えないところだ。
今後について亀田は、天心に関して「もっと自由にさせた方がいい。天才だから、日本の形に持って行くのは、ちょっと違うんちゃうかな」とし、海外トレーナー起用の可能性にも言及していた。
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