【ボクシング】豊嶋亮太が緑川創に判定勝利、王座統一!緑川は得意のカウンター炸裂も及ばず

豊嶋(上)が緑川(下)を下し王座統一
8月16日、東京・後楽園ホールで開催されたプロボクシング[WBOアジアパシフィック・OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王座統一戦 10回戦]では、WBOアジアパシフィック王者・豊嶋亮太(30=帝拳)が、OPBF東洋太平洋王者・緑川創(39=EBISU K’s BOX)と激闘の打ち合い、判定3-0(98-92×2、99-91)で下し、王座統一に成功した。
緑川はキックボクシング出身で、元WKBA世界スーパーウェルター級王者。37歳でプロボクシングへ転向すると、昨年11月にプロ5戦目でOPBF王座を獲得。今年4月には加藤寿に7回TKO勝ちし、初防衛に成功した。

激闘の打ち合い
対する豊嶋は、ウェルター級とスーパーウェルター級で日本、OPBF、WBOアジアパシフィック王座を獲得し、7連勝でこの一戦を迎えた。豊嶋もキックボクシング出身で、16歳の時にRISEの新人王トーナメント「RISING ROOKIES CUP」ミドル級を制覇。元キックボクサー同士によるアジア王座統一戦となった。
序盤、体格で勝る豊嶋が強いジャブからワンツー、左フックにつなぎ先手を取る。緑川は高いガードでパンチをさばきながら、ジャブと右ボディを返し、得意のカウンターを狙った。
3回から豊嶋がギアを上げ、右アッパーとボディで攻勢を強める。緑川も各回終盤、前へ出る豊嶋にカウンターの右ストレートを当て、その顔を跳ね上げる。

豊嶋が王座統一した
5回終盤、豊嶋が連打から右を打ち込むと、緑川が一瞬ヒザを落とす。緑川はカウンターで見せ場を作ったものの、豊嶋の手数と攻勢を前にリードを奪えず。5回終了時の公開採点は48-47、49-46×2で、3者とも豊嶋を支持した。
後半も豊嶋は長い距離からワンツーを伸ばし、左フックからボディへつなぐ。緑川はガードでしのぎ、ジャブと右オーバーハンドで応戦したが、左目横からの出血が目立ちはじめる。
8回には豊嶋の右アッパーで緑川が再びグラつく。最終10回は両者がガードを固め、接近戦で打ち合って試合終了のゴングを聞いた。
判定は大差で豊嶋が勝利。緑川は最後まで得意のカウンターで応戦したが、豊嶋のジャブと豊富な手数を崩し切れなかった。豊嶋はこれでウェルター級に続き、スーパーウェルター級でも日本、OPBF、WBOアジアパシフィックの“アジア3冠”を制覇した。
この興行『TREASURE BOXING PROMOTION 14』はトリプルタイトルマッチとして行われ、WBOアジアパシフィック王座決定戦を兼ねた日本ミドル級タイトルマッチでは、21歳の川渕一統が日本王者・竹迫司登に7回20秒、レフェリーストップによるTKO勝ち。プロ5戦目で日本、WBOアジアパシフィックの2冠を獲得した。
また、日本ライトフライ級タイトルマッチでは、大橋波月が王者・亀山大輝を10回45秒TKOで破り、2度目の王座挑戦で新王者となった。
▶次のページは【フォト】激闘の様子!豊嶋の強烈アッパーがヒット
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