【ボクシング】元世界王者・小國以載、TKO負け!強烈ストレートでアゴ上がりストップ…世界前哨戦で波乱

サンティシマ(右)が小國(左)にKO勝利した
8月16日、東京・後楽園ホールで開催されたプロボクシング[スーパーバンタム級10回戦]では、元IBF世界同級王者・小國以載(38=角海老宝石)が、WBOアジアパシフィック・フェザー級11位アレックス・サンティシマ・ジュニア(26=フィリピン)に8回1分8秒、レフェリーストップによるTKO負け。右ストレートをまともに浴び、グラついたところで試合を止められた。
小國は16年12月、無敗王者ジョナタン・グスマンに判定勝ちし、IBF世界スーパーバンタム級王座を獲得。今年4月には元世界2階級制覇王者マーロン・タパレスに判定勝ちし、世界ランキングに返り咲いた。
対するサンティシマは15戦13勝(7KO)2敗。6月には元WBOアジアパシフィック王者リチャード・プミクピックを初回43秒でKOしており、小國にとって世界再挑戦へ向けた負けられない一戦となった。
試合は、サンティシマが序盤から飛び込むように連打を仕掛ける。小國は初回こそ様子を見たが、2回からは接近戦で打ち合いに応じ、互いの左が同時にヒットする激しい展開となった。
次第に手数と勢いで勝るサンティシマがペースを握る。しかし5回、小國の右ストレートが直撃すると、サンティシマの動きが一瞬止まった。

勝利したサンティシマ
6回には小國が強引に前へ出て、左ボディを連打。右フックも当てて流れを引き寄せる。7回にも左ボディから右につなぎ、サンティシマの動きを一瞬止めた。
しかし8回、サンティシマの左からの右がヒット。小國が腰を落とし、大きく後退する。
サンティシマが連打を浴びせると、小國も左ボディを返して前へ出る。だが、サンティシマのワンツーを受けて再び小國のアゴが上がり、ここでレフェリーが試合を止めた。
サンティシマが元世界王者からTKO勝利。小國は世界再挑戦へ向けた前哨戦で、痛い黒星を喫した。
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