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【修斗】田中半蔵がTheギロチンを破り5連勝をマーク!

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2012/02/25(土)UP

田中(右)が打撃で優位に立ち、判定勝ちで5連勝目をあげた

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「SHOOTING DISCO 17」
2012年2月25日(土)東京・新宿FACE
開場17:00 開始18:00

▼メインイベント(第12試合)66kg契約 5分3R
○田中半蔵(シューティングジム横浜)
判定3-0 ※29-27、28-27、28-26
●Theギロチン(パラエストラ仙台)

 “シューティングジム横浜の秘密兵器”田中は、昨年3月21日の試合以来約1年ぶりの公式戦出場となった。現在4連勝中。通算戦績7勝1敗と高い勝率を誇っている。今回がクラスAに上がって初の試合となった。

 対する“和製ノゲイラ”Theギロチンは中村好史(マッハ道場)が肺炎で欠場したため急遽の参戦。1月の新宿 FACE大会からリングネームを齋藤曜からTheギロチンに変更。その名の通り、ギロチンチョークで一本勝ちを収め、試合後に「これがTheギロチン だ!」と叫び、会場を沸かせている。

 1R、タックルに行ったTheギロチンがスタンドで長くバックをキープ。ようやくグラウンドに持ち込んだTheギロチンが腕をたすき掛けにし、片足を掛けて行くが、田中は立ち上がってスタンドに戻す。

 スタンドでは田中がパンチで押して行き、Theギロチンはジャンプしてのパンチや、パンチからのタックルで応戦。再びバックを奪ったTheギロチンだが、田中に立ち上がられ、目尻から流血する。

  2R、またもタックルからスタンドでバックを奪うTheギロチン。しかし、グラウンドには持ち込めない。離れると田中が左右のフックで攻め、Theギロチ ンも打ち合うが、田中がクリーンヒットを奪う。田中の右フックでTheギロチンが尻餅をつき、田中は上から強烈なパンチを連打! Theギロチンは立ち上 がろうとするが、その度に寝かされてパンチをもらう。

  3R、タックルからスタンドでバックを奪うTheギロチン。田中を執拗に寝技に引き込もうとするが、田中は起き上がる。上を奪い返した田中がパンチを落と し、スタンドに戻ると左右フック。Theギロチンもよく打ち合ったが、田中が最大2ポイント差をつけて判定勝ち。連勝を5に伸ばした。

 田中は「(2R優勢だったので)3Rは安心してもらいすぎた。初めての3Rで不安もあったけれど、新しい課題が見つかったので次につなげたい。また練習して上がっていくのでよろしくお願いします」とコメントした。


直撃(右)と佐久間(左)は痛み分けのドローに

▼セミファイナル(第11試合)フェザー級 5分2R
△直撃我聞(ちょくげき・がもん/PUREBRED大宮)
ドロー 判定0-1 ※18-19、19-19、19-19
△佐久間健太(パラエストラ柏)

 “大宮魂を伝承する男”直撃に挑むのは“柏の風雲児”佐久間。これが4戦目となる佐久間に対して直撃は13戦目と、3倍ものキャリアの差がある。

 1R、左右フックで前に出る直撃は組み付くと首投げでテイクダウン。起き上がろうとする佐久間の首を正面から抱えてスピニングチョークを狙うが、佐久間は脱出。

 再び組み付いた直撃が首投げを見舞ったが、これはすっぽ抜けて失敗。

 スタンドの打撃の展開に戻ると、佐久間の左フックがヒット! 直撃が尻餅をつき、佐久間は一気に上からのパンチで襲い掛かる! 立ち上がった直撃がパンチから組み付き、ロープに押し込んだところで初回が終了した。

 2R、左右フックとローキックで前に出る直撃に、佐久間はタックル。これを切った直撃はスピニングチョークの体勢になるが極まらない。

 スタンドに戻ると直撃はやはり左右フックで前へ出て、佐久間がタックル。これも直撃がガブってスピニングチョーク狙い。さらにバックからのパンチを放つ。

 お互いに1Rずつ、寝技でのパンチで優勢な場面を作ったが、痛み分けに終わった。


井島(左)と萩原(右)はドローに終わった

▼第10試合 バンタム級 5分2R
△井島裕彰(GUTSMAN・修斗道場)
ドロー 判定0-0 ※三者とも19-19
△萩原幸太郎(パラエストラ八王子)

 “GUTSMANの若頭”井島と“八王子の一等星”萩原の一戦。井島の4勝5敗1分という戦績に対し、萩原は2勝1敗と両者のキャリアには3倍以上の差がある。

 1R、井島がショートの左右フックで圧力をかけ、接近戦に持ち込むとタックルを仕掛ける。テイクダウンされた萩原だが、オモプラッタ(両足で相手の片腕を挟み、腕を極めながら上になる技術)で上になることに成功。スリーパーを取りかけ、腕十字も仕掛ける。

 しかし、井島が立ち上がり、パンチの打ち合いに持ち込む。接近戦での打ち合いは井島が有利。萩原はジャブを返しながら、タックルを仕掛けて行く。

 2R、井島が左右フックで追って行き、萩原が回り込みながらジャブと右ストレートを返して行くという展開。井島がパンチで圧倒的に攻めの姿勢を見せたが、萩原はパンチをブロックして自分のパンチを返し、時折タックルも仕掛けたため、差は付かずドローとなった。


▼第9試合 ウェルター級 5分2R
○フォアマン(和術慧舟會東京本部)
KO 1R46秒 ※右フック
●coBa(こば/SHOOTO JAM WATER)

▼第8試合 ライト級 5分2R
○鷹島大樹(GUTSMAN・修斗道場)
判定3-0 ※20-18、20-19、20-18
●藤田ブロディ(パラエストラ松戸)

▼第7試合 2012年度新人王決定トーナメント1回戦 フェザー級 5分2R
○木暮 聡(リバーサルジム東京スタンドアウト)
判定3-0 ※20-17、20-18、20-17
●北村 潔(クロスワンジム湘南)
※木暮が2回戦に進出。

▼第6試合 2012年度新人王決定トーナメント1回戦 ウェルター級 5分2R
○藤巻 優(パラエストラ小岩)
KO 1R31秒 ※パウンド
●鈴木ジン(秋本道場JUNGLE JUNCTION)
※藤巻が準決勝に進出。

▼第5試合 フライ級 5分2R
○阿藤リトル(GUTSMAN・修斗道場)
KO 2R39秒 ※右ハイキック
●志田裕幸(和術慧舟會東京本部)

▼第4試合 フライ級 5分2R
△鍋島 潤(和術慧舟會RJW)
ドロー 判定1-0 ※19-19、20-18、19-19
△友澤貴仁(AACC)

▼第3試合 フェザー級 5分2R
○合島大樹(GUTSMAN・修斗道場)
一本 2R4分15秒 ※スリーパーホールド
●HAMAJI(clube de jiujitsu)

▼第2試合 2012年度新人王決定トーナメント1回戦 フェザー級 5分2R
○誠(SHOOTO GYM K’z FACTORY)
KO 2R1分49秒 ※パウンド
●じゅん(ロデオスタイル)
※誠が2回戦に進出。

▼第1試合 2012年度新人王決定トーナメント1回戦 ライト級 5分2R
○ユータ&ロック(秋本道場JUNGLE JUNCTION)※佐藤優太が改名
判定3-0 ※三者とも20-18
●大樹サムランサック(アカデミア・アーザ水道橋)
※ユータ&ロックが2回戦に進出。

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