2012/04/15（日）UP
（最終更新：2023/05/09 19:30）

▲ICO認定ウェルター級インターコンチネンタル初代王者に輝いた為房厚志（中央）

　4月15日（日）大阪・堺市産業振興センターにて、国際チャクリキ協会『チャクリキファイティングガラ 5』が開催され、1,000人の観衆が集まり、熱い闘いが繰り広げられた。

　 7度目となる今大会の最大の特徴は、国際チャクリキ協会（International Chakuriki Organization/ICO）認定によるインターコンチネンタル王座の設立。これはアムステルダムのチャクリキ本部を中心とする欧州地区、チャクリキ・ジャパンを中心とするアジア地区、チャクリキ・ブラジルを中心とする南米地区の3大陸間に渡る、さらなる活発な武術交流を最大の目的として創設されたタイトル。

　このタイトルをかけて、アジア地区代表選手として為房厚志（二刃会北野ジム）と南米地区代表のニルディマー・アルビス（ブラジル）がメインイベントで対戦した。為房は昨年度の「チャクリキファイティングガラ 4」でWBCムエタイ・インターナショナル王者・康恩（カンエン）を下している。対するニルディマーは“アマゾンの毒蛇”の異名を持つBMTA（ブラジルムエタイ協会）ウェルター級王者。

　為房は試合開始早々、鮮やかなハイキックを決め、ニルディマーからダウンを奪う。ふらつくニルディマーを追撃した為房は、１R24秒という短いタイムで秒殺KO勝ちを収め、見事タイトルを獲得した。その他の試合結果は以下の通り。

国際チャクリキ協会顕修塾
「チャクリキファイティングガラ 5（打撃宣戦零之伍）＆バッドスピリッツ」
2012年4月15日（日）大阪・堺市産業振興センター
開場13：00　開始13：30

＜全試合結果＞

▼メインイベント（第19試合）　ICO認定ウェルター級インターコンチネンタル初代王座決定戦　3分3R
○為房厚志（チャクリキ二刃会）
KO　1R24秒
●ニルディマー・アルビス（ブラジル/チャクリキブラジル/BMTAウェルター級王者）
※為房がICO認定ウェルター級インターコンチネンタル初代王者となる。

▼セミファイナル第2試合（第18試合）　西日本フェザー級選手権試合　3分3R
○辻出優翔（京賀塾/王者）
KO　2R2分54秒
●YOSHI☆ハリケーン（チャクリキ顕修塾/同級3位/挑戦者）
※辻出が2度目の王座防衛に成功。

▼セミファイナル第1試合（第17試合）　西日本ライト級選手権試合　3分3R
○松岡　力（截空道/王者）
判定2－0
●MO刃KI（チャクリキ二刃会/同級2位/挑戦者）
※松岡が初防衛に成功。その後、王座返上。

▼第16試合　西日本ウェルター級ランキング戦　2分3R
△yama刃（チャクリキ二刃会）
ドロー
△村浜TAKEヒーロー（大阪ファイティングファクトリー）

▼第15試合　西日本ライト級ランキング戦　2分3R
△八田　塁（シルバーアックス）
ドロー
△ピラニア（NJKF・誠至会）

▼第14試合　空手選手権中量級ランキング戦　2分2R
○酒井勇太（チャクリキ顕修塾）
延長判定2－1
●吉川大智（宮野道場）

▼第13試合　ジュニア空手ルール　2分2R
○石田大和（空研塾西田道場）
判定2－0
●山口陣弥（チャクリキ顕修塾）

▼第12試合　西日本ライト級ランキング戦　2分3R
○吉田風太（山口道場）
判定3－0
●酒井良夫（LA GYM JAPAN）

▼第11試合　西日本フェザー級ランキング戦　2分3R
○葉山翔平（烈拳會/同級4位）
KO　2R5秒
●西山涼平（チャクリキ二刃会）

▼第10試合　54kg契約　2分3R
○熊田優樹（チャクリキ二刃会）
KO　2R1分57秒
●八鳥潤一郎（截空道）

▼第9試合　西日本ライト級ランキング戦　2分3R
○岡崎恵佑（チャクリキ二刃会）
判定2－0
●マンモス☆ハリウッドＦ谷口（アツキムエタイジム）

▼第8試合　U-17キックルール　2分2R
○北野克樹（NJKF誠至会）
KO　1R48秒
●椋太（若獅子会館）

▼第7試合　U-17キックルール　2分2R
○兼田竜輝（チャクリキ顕修塾）
判定3－0
●高橋直輝（若獅子会館）