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【シュートボクシング】アンディ・サワーが決勝で師弟対決を制しS-cup4度目の制覇!

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2012/11/17(土)UP

▼第7試合 S-cup2012 1回戦第4試合 3分3R延長1R
○アンディ・サワー(オランダ/TEAM SOUWER/S-cup2002・2004・2008優勝)
判定2-0 ※29-29、29-28、30-28
●ケム・シッソーンピーノーン(タイ/THAI FIGHT67kg王者/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級 王者、元プロムエタイ協会認定フェザー級王者、WBCムエタイ世界スーパーウェルター級王者)
※サワーが準決勝へ進出。

 1R、前蹴りからミドル&ローを蹴ってくるケム。蹴りを多用するケムに、サワーはあまり手が出ない。

 サワーはロープを背負うケムにレバーブロー、左ミドルから左フック、さらに顔面とボディへパンチを打ち分けるが、ケムは首相撲でサワーをコカす。サワーが右フックからレバーブローそしてローキック。

 一気に回転を上げて攻めるサワーにケムはロープを背負う。ケムはアンディを首相撲に捕まえようとしたが、ここでサワーが首投げでシュートポイントを奪う!

 2R、パンチから組んでいくケムに、サワーは右フックからのレバーブロー。ケムは右ストレートからヒザ蹴り。ケムは徹底してヒザ蹴りにいく。

 サワーは組まれる前にパンチを当てるが、ケムもパンチから組んでヒザ蹴り。ボディへの連打からローでサワーがラッシュ。

 3R、パンチを連打して飛びヒザ蹴りを繰り出すサワーに、ケムは組んでのヒザ蹴り。ガッチリとサワーの首をロックしてヒザを入れる。サワーは組まれる前にロー、パンチを入れるが、ケムはしつこく組んでくるためサワーには消耗が見える。

 それでもサワーはボディと顔面へパンチの連打、ケムはロー、ミドル、組んでのヒザ蹴り。サワーは顔面への連打からボディを叩き、ボディから右ハイキック、ヒザ蹴りと攻撃をまとめて判定勝ち。宍戸の待つ準決勝へ進出した。


 

 

▼第6試合 S-cup2012 1回戦第3試合 3分3R延長1R
○宍戸大樹(シーザージム/S-cup2004準優勝、前SB東洋太平洋ウェルター級王者)
判定2-0 27-27、28-27、28-27
●ジェシアス・カバウカンチ(アメリカ/HERO’Sミドル級世界王者決定トーナメント2006&2007優勝)※本人の意向により、J.Z.カルバンから表記変更
※宍戸が準決勝へ進出。

 1R、ゴングと同時に宍戸が飛びヒザ蹴りの奇襲攻撃! バックキックでけん制してのバックブローでダウンを奪う! バックキックからバックブロー、カバウカンチはタックル。ここでカバウカンチが鼻から出血し、ドクターチェックが入る。再開後、タックルにいくカバウカンチ。宍戸はミドルからバックキック、カバウカンチは組んでの投げを狙うが失敗。

 宍戸がまたもバックブロー、カバウカンチは組み付く。バックブロー、バックキックで左右にクルクルと回り、ここまで優勢だった宍戸だが、接近したところでカバウカンチの右フックでダウンを奪い返される!

 2R、宍戸は左ミドルを連発し、カルバンはタックルから持ち上げて宍戸をマットに叩きつける。

 宍戸は飛びヒザ蹴り、ボディストレート、左ミドル。カルバンのパンチに左ミドルを合わせていく。カルバンのタックルに宍戸がフロントチョーク! 盛り上がる場内だが、キャッチは入らない。

 宍戸はバックキックからバックブロー、左ミドル。カバウカンチは右フック、宍戸のバックを奪うと持ち上げての投げを狙ったが、これは崩れた。

 3R、左右に回転してのバックキックを放つ宍戸、さらに左ミドル。カバウカンチはタックルで宍戸を倒す。宍戸のバックを奪ったカバウカンチが投げを狙うが、宍戸はアームロックに捕らえて防ぐ。カバウカンチの首投げを防いだ宍戸だが、投げ技に対して消極的な姿勢をとったためイエローカードが提示される。

 前蹴り、左ミドルで攻める宍戸にタックルから持ち上げるカバウカンチ。宍戸の蹴りにカバウカンチは徹底してタックルを仕掛けてくる。宍戸が左右のミドルで前へ出るが、カバウカンチはタックル。ここでカバウカンチにロープをつかむ反則があり、イエローカードが提示される。

 判定はジャッジ1名がドロー、しかし2名が宍戸! 宍戸が強敵カバウカンチを退けて準決勝へ駒を進めた。


 

 

 

▼第5試合 S-cup2012 1回戦第2試合 3分3R延長1R
○ヘンリー・オプスタル(オランダ/TEAM SOUWER/WMC欧州スーパーウェルター級王者)
判定2-0 ※29-29、30-29、30-29
●ボーウィー・ソーウドムソン(タイ/WMC世界ウェルター級王者)
※ヘンリーが準決勝へ進出。

 1R、コンビネーションパンチからのハイキックを放つヘンリーに、ボーウィーはボディ打ちから左右フック。パンチで前に出るボーウィーが、組んできたヘンリーをフロントスープレックス気味に投げる。手数で攻めるヘンリーにボーウィーは左右フックを返す。

 2R、コーナーに詰めたボーウィーが左右フック、ヘンリーも打ち返す。ボディを打つボーウィーに、ヘンリーはフック、アッパー、ローのコンビネーション。

 アッパーの相打ちからボーウィーが前へ出る。ヘンリーを持ち上げて投げようとしたが、これは失敗。ヘンリーがヒザ蹴りにくると首相撲でコカす。

 3R、パンチで前へ出て組み付くボーウィー。離れるとやはりパンチで前へ出るが、ヘンリーに組まれる。フックからアッパー、そしてローとコンビネーションをつなげるヘンリー。ボーウィーは組み付くとヘンリーを高く持ち上げてマットに叩きつける。

 この際、ヘンリーはロープをつかんでしまい、イエローカードが提示される。

 左右フックから投げを狙うボーウィーと、コンビネーションパンチでアッパーを突き上げるヘンリー。ボーウィーが両手を広げてヘンリーを挑発し、蹴ってくると蹴り足をキャッチして投げようとするが失敗。最後はヘンリーが首投げ、ボーウィーがバックドロップを狙って両者転倒したところで試合終了。

 アッパーのクリーンヒットがものをいったか、ヘンリーが判定2-0で準決勝進出を決めた。


 

▼第4試合 S-cup2012 1回戦第1試合 3分3R延長1R
○鈴木博昭(ストライキングジムAres/SB日本ライト級王者)
延長R 判定3-0 ※三者とも10-9
●ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/ヘルボーイハンセンMMA/第6代修斗世界ウェルター級王者、初代DREAMライト級王者)
※鈴木が準決勝に進出も棄権。本戦は29-30、30-30、29-29。

 1R、両者サウスポー。ローの蹴り合いからハンセンがパンチ&ミドルキック、足払いで簡単に鈴木をコカす。組んでのヒザ蹴りにきたハンセンを鈴木が一本背負いで投げようとする。離れるとハンセンは再び組んでのヒザ蹴り、離れると右ローを蹴る鈴木だが、ハンセンに組まれてコカされる。鈴木はパンチの連打でハンセンをコーナーへ追い詰め、ハンセンもパンチとヒザ蹴り。鈴木は片足タックルからリフトアップを狙うが、ハンセンは潰す。

 2R、パンチとローを放つハンセンに鈴木はローと右ミドル。ハンセンは首相撲で鈴木をコカすが、ポイントにつながらない投げ技ということで注意が与えられる。鈴木は右ロー、右ミドル。

 組んでくるハンセンに鈴木は左右フック。しかし、ハンセンにコカされる。首相撲からのヒザ蹴りを仕掛けるハンセンを投げようとする鈴木。噛み合わない展開に場内は静まり返る。

 3R、ハンセンの左右フックに鈴木が胴廻し回転蹴り。鈴木は左右フックを入れていくが、ハンセンは組んでヒザ蹴り。鈴木は片足タックルにいくが潰される。鈴木は左ローと左ボディ、ハンセンはヒザ蹴りから鈴木をコカす。

 何度も投げを狙う鈴木だが、その度にハンセンが防いで両者が倒れるという展開が続く。

 左右フックと右ハイキックで前に出る鈴木だが、ハンセンの首相撲につかまる。判定はジャッジ1名がハンセンを支持したが、2名がドロー。

 延長戦に入ると、ハンセンがいきなり足を取りに行くが、そこへ鈴木がパンチの連打。左フックからの右ハイキックを繰り出す鈴木。両者かなりの消耗度がうかがえる。

 鈴木が前蹴り、左ミドル。鈴木のフロントチョークをハンセンが持ち上げてマットに叩きつける。

 なんとも噛み合わない試合となってしまったが、鈴木が判定勝ち。準決勝へ勝ち上がった。

 しかし、宍戸vsカバウカンチ終了後、場内アナウンスで鈴木がこの試合中にふくらはぎの筋断裂を負い、ドクターストップで試合を行うことが不可能と発表された。

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